トピックス - topics http://www.tokiwaph.co.jp/topics/ ja Copyright 2012 Wed, 01 Feb 2012 00:00:00 +0900 http://www.sixapart.com/movabletype/ http://www.rssboard.org/rss-specification FOODEX JAPAN 2012に出展します。
会期:3月6日(火)-3月9日(金)
場所:幕張メッセ
詳細:http://www3.jma.or.jp/foodex/ja/]]>
http://www.tokiwaph.co.jp/topics/2012/02/foodex-japan2012.html http://www.tokiwaph.co.jp/topics/2012/02/foodex-japan2012.html Wed, 01 Feb 2012 00:00:00 +0900
PCHi 2012に出展します
会期:2012年2月27日(月)-29日(水)
場所:The Expo Theme Pavilion of Shanghai(上海)
詳細: http://www.pchi-china.com/en/homepage/]]>
http://www.tokiwaph.co.jp/topics/2012/01/pchi-2012.html http://www.tokiwaph.co.jp/topics/2012/01/pchi-2012.html Fri, 27 Jan 2012 14:34:18 +0900
新年のご挨拶 昨年10月、新たな顔としてコーポレートロゴを導入しました。
tokiwaはこれからも植物の可能性を追求して参ります。

本年も宜しくご指導の程お願い申し上げます。
2012年 元旦
             株式会社 常磐植物化学研究所]]>
http://www.tokiwaph.co.jp/topics/2012/01/post-53.html http://www.tokiwaph.co.jp/topics/2012/01/post-53.html Wed, 04 Jan 2012 13:18:28 +0900
フレグランスジャーナル別冊に掲載されました 『フレグランスジャーナル11月号別冊』に掲載されました。

植物成分配合のオリジナル製品の受託開発」(PDF)
楊 金緯/森 千尋]]>
http://www.tokiwaph.co.jp/topics/2011/12/post-50.html http://www.tokiwaph.co.jp/topics/2011/12/post-50.html Thu, 08 Dec 2011 18:24:20 +0900
年末年始休業日のお知らせ 年末年始弊社では下記の日程にて休業させていただきます。
何かとご迷惑をお掛け致しますが、年末年始休業前後につきましては、特にお早目にご注文頂けますようご協力お願い致します。

今後とも変わらぬご愛顧の程よろしくお願い申し上げます。



<休業日>平成23 年12 月28 日(水)~平成24 年1 月3 日(火)
※尚、東京支社は12 月28 日(水) 営業いたします。
受注日 出荷日
年内最終出荷 12/26(月)14:00まで 12/27(火)
年始出荷スタート 12/26(月)14:00以降
12/27(火)14:00まで
1/4(水)※

※1/4 につきましては運送便の日程上、出荷日が変更になる場合があります。
※尚、お届け先によっては中1~2日かかる場合があります。予めご了承の程お願い申し上げます。また 100 ㎏以上の大口ご注文につきましては余裕を持ってお早目にご注文くださいますよう重ねましてご協力お願い申し上げます。

ご注文受付東京支社 FAX:03-5200-1256
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http://www.tokiwaph.co.jp/topics/2011/12/post-52.html http://www.tokiwaph.co.jp/topics/2011/12/post-52.html Thu, 01 Dec 2011 15:43:16 +0900
レアプラント生薬「甘草」の医薬成分を合成する酵素遺伝子を発見 レアプラント 生薬「甘草」の医薬成分を合成する酵素遺伝子を発見
-生合成酵素遺伝子を導入した酵母でグリチルレチン酸の生産に成功-
【PDF】

 大阪大学大学院工学研究科の村中俊哉教授(独立行政法人理化学研究所客員主管研究員および公立大学法人横浜市立大学客員教授兼任)、關 光(せき ひかる)准教授(独立行政法人理化学研究所客員研究員および公立大学法人横浜市立大学共同研究員兼任)と、独立行政法人理化学研究所植物科学研究センターの斉藤和季グループディレクター(本務:千葉大学大学院薬学研究院教授)、澤井学(さわい さとる)特別研究員、東京工業大学理工学研究科の大山 清 助教(独立行政法人理化学研究所客員研究員兼任)らの研究グループは、公立大学法人横浜市立大学(本多常高理事長)、国立大学法人京都大学(松本紘総長)、株式会社常磐植物化学研究所(立崎仁社長)、日本大学(大塚吉兵衛総長)らと共同で、生薬「甘草(カンゾウ)」の主活性成分である「グリチルリチン<注1>」生合成の鍵となる酵素遺伝子を明らかにし、酵母でグリチルレチン酸<注2>の生産に成功しました。
 マメ科の薬用植物カンゾウは漢方で最も多く処方される生薬であり、その地下部(肥大根および地下茎)から抽出されるトリテルペン配糖体<注3>の一種であるグリチルリチンは、医薬品(肝臓疾患改善薬)、化粧品、および天然甘味料原料として世界的に大きな需要があります。しかし、栽培されたカンゾウではグリチルリチンの含有量が低く、収穫までに数年を要することなどから、供給のほとんどが野生のカンゾウの採取に依存しているのが現状で、日本では国内使用量の全てを海外から輸入しています。近年、主要生産国である中国では、レアアース同様に、カンゾウに代表されるレアプラント<注4>(希少植物・生薬)の採取・輸出を規制する動きが出てきており、今後の輸入価格の高騰と安定供給への懸念が高まっています。
 グリチルリチンの生合成には、多くの植物種に共通して存在するβ-アミリンという物質をカンゾウに特異的な代謝産物であるグリチルリチンに変換する「4つの」酵素遺伝子が必須であると推定されてきましたが、その実体は長らく不明でした。研究チームは、「オールジャパン」の研究体制<注5>を組織し、2008年にグリチルリチン生合成に特異的な「1つ目」の酵素遺伝子として初めて「CYP88D6」を同定し、この遺伝子産物が、植物二次代謝産物の生合成において重要なシトクロムP450<注6>と呼ばれる一群の酸化酵素の1つであることを解明しました。今回の研究ではさらに、CYP88D6と協調的に働く別のシトクロムP450遺伝子、CYP72A154をグリチルリチン生合成の「2つ目」の酵素遺伝子として新たに同定しました。さらに、グリチルリチンの前駆物質であるβ-アミリンを合成する酵素遺伝子に加え、CYP88D6CYP72A154遺伝子を組み合わせて酵母に導入することで、グリチルリチンの生合成中間体(非糖部に相当)であり薬理活性の本体とされているグリチルレチン酸を生産させることに成功しました。これらの生合成遺伝子配列情報は、グリチルリチン含有量が高いカンゾウ品種の選抜育種や、栽培条件の最適化研究に有用であるだけでなく、生合成酵素遺伝子を導入した組換え酵母や植物を用いた、医薬成分の工業生産への応用が期待でき、ひいては野生カンゾウの乱穫防止、生態系の保全にも役立つと考えられます。
 成果は、米国科学雑誌「The Plant Cell」に掲載されるに先立ち、オンライン版が近日掲載されます。

【研究の背景】
 マメ科の薬用植物カンゾウ(図1)の地下部(肥大根および地下茎)は「甘草根」と呼ばれ、医薬品、化粧品の他、甘味料原料として大きな需要があり、世界市場における甘草根の年間輸出額は4,200万ドルにも上ります(Parker P-M (2006) ICON Group International Inc.)。
 甘草根は日本薬局方に収載されている210種の漢方処方の70%余りに配合され、最も使用量の多い生薬(図2)となっている他、甘草根から抽出されるトリテルペン配糖体<注3>の一種「グリチルリチン<注1>」が、肝機能補強機能、抗炎症作用など様々な薬理活性を有することから、医薬品および化粧品材料として多用されています。また、グリチルリチンは砂糖の150倍以上の甘さを持つことから、一般に甘草エキスと呼ばれる甘草抽出物が天然甘味料として数多くの食品に添加されています。非糖質系甘味料(一般にカロリーゼロと言われる)であることから、メタボリック症候群の予防に役立つ甘味料として注目されています。さらにカンゾウは、米国国立がん研究所が1990年に開始した「デザイナーフーズ計画」において、ニンニクなどと並び、がん予防に最も効果的な食品の1つとして位置づけられています。
 甘草根の供給は、中国、中近東などの乾燥地域に自生する野生種に依存し、1kgのカンゾウの採取で5平方メートルの草原が破壊されるとの報告もあり、生産国では輸出規制が始まっています。主産国の中国のほかモンゴルなどにおいては、栽培化への取り組みが行われていますが、栽培品ではグリチルリチンの蓄積量が低いことが問題となっています。
良質の甘草根およびその成分を安定かつ持続的に供給するため、栽培条件の最適化や品種改良などの生産技術の確立が必要です。
 将来的な、グリチルリチン高生産品種の分子育種や、発酵工業的手法によるグリチルリチン生産のためにも、生合成機構の解明と合成酵素の同定が必要不可欠になりますが、それらについての知見は、これまでほとんどありませんでした。そこで、グルチルリチン生合成分子機構の解明に向けて、生物有機化学的手法、分子生物学的手法、組織培養法など、さまざまなテクノロジーを駆使して研究を実施することが求められていました。

【研究手法と成果】
 グリチルリチンは、多くの植物に共通に存在しているトリテルペンの一種であるβ-アミリンが炭素骨格となり、その11位、30位の炭素に対する酸化反応と、3位水酸基への配糖化反応により生合成されると考えられます(図3)。カンゾウに特異的なこれらの反応ステップには、それぞれ2つの酸化酵素と配糖化酵素が関与すると推定されます。酸化テルペノイドを含む多様な植物二次代謝産物の生合成においては、シトクロムP450(以下P450と省略)と呼ばれる一群の酸化酵素が関与することが知られています。
 研究チームは2008年、ウラルカンゾウ(学名Glycyrrhiza uralensis)の地下茎から作製した完全長cDNAライブラリー<注7>の合計56,000 EST<注7>(参考文献1)を利用し、β-アミリンの11位の2段階の水酸化反応を触媒し、グリチルリチンの生合成中間体の1つである11-オキソ-β-アミリンに変換するP450(CYP88D6)を特定することに世界に先駆けて成功しました(参考文献2)。
 今回の研究ではさらに、CYP88D6とは異なるファミリーに属する別のP450タンパク質が30位炭素の酸化に関わることを明らかにし、CYP72A154と命名しました。CYP72A154の機能を解明するため、研究チームはまずバキュロウイルス/昆虫細胞系注8を用いてタンパク質を発現させ、CYP72A154を含むミクロソーム画分<注9>を用いた試験管内での酵素反応実験を行いました。その結果、CYP72A154が、11-オキソ-β-アミリンの30位の3段階の水酸化反応を触媒し、グリチルリチンの非糖部に相当するグリチルレチン酸に変換する活性を持つことを明らかにしました(図3)。
 研究チームは次に、別のマメ科植物であるミヤコグサから単離していたβ-アミリン合成酵素遺伝子とCYP88D6遺伝子を同時導入して11-オキソ-β-アミリンを生産するように改変した酵母を作出した後、さらにCYP72A154遺伝子を導入しました(図4)。その結果、この酵母は、微量ながらもグリチルレチン酸を生産することを確認しました。これにより、グリチルリチン生合成に関わる2つの酸化酵素の両方を特定することに成功し、グリチルリチンやその関連成分のバイオテクノロジー生産への道筋を示しました。

【今後の期待】
 今回、生薬「甘草」の主活性成分であり、肝臓疾患改善薬として使用されているグリチルリチンの生合成の鍵となる酵素遺伝子を同定し、さらに、生合成遺伝子を導入した組換え酵母でグリチルリチンの薬理活性の本体とされているグリチルレチン酸(グリチルリチンの非糖部分に相当)を生産することに成功しました。グリチルレチン酸およびその塩はグリチルリチンよりも高い抗炎症作用、抗アレルギー作用を有することから軟膏などの外用薬、点眼薬、化粧品などに配合されていますが、植物体中での含有量が著しく低いため、現在は甘草根から抽出したグリチルリチンを加水分解することにより供給されています。そのため、今後、組換え酵母における生産性の向上を進めることにより、発酵工業的手法によるグリチルレチン酸生産への応用が期待されます。

本研究成果は、以下の事業によって得られました。
1)(独)農研機構 生物系特定産業技術研究支援センター「イノベーション創出基礎的研究推進事業」 (平成22年度〜)
2)(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構「植物の物質生産プロセス制御基盤開発」(平成14年度〜平成21年度)
3)文部科学省科学研究費補助金「生合成マシナリー、生物活性物質構造多様性創出システムの解明と制御」(平成22年度〜)

【原論分情報】
Hikaru Seki*, Satoru Sawai*, Kiyoshi Ohyama*, Masaharu Mizutani, Toshiyuki Ohnishi, Hiroshi Sudo, Ery Odette Fukushima, Tomoyoshi Akashi, Toshio Aoki, Kazuki Saito, and Toshiya Muranaka. (*equal contribution)
"Triterpene functional genomics in licorice for identification of CYP72A154 involved in the biosynthesis of glycyrrhizin." The Plant Cell, 2011, in press

【参考文献】

  1. 1. Sudo, H., Seki, H., Sakurai, N., Suzuki, H., Shibata, D., Toyoda, A., Totoki, Y., Sakaki, Y., Iida, O., Shibata, T., Kojoma, M., Muranaka, T. and Saito, K.: Expressed sequence tags from rhizomes of Glycyrrhiza uralensis. Plant Biotechnol. 26: 105-107 (2009)
  2. 2. Seki, H., Ohyama, K., Sawai, S., Mizutani, M., Ohnishi, T., Sudo, H., Akashi, T., Aoki, T., Saito, K. and Muranaka, T.: Licorice -amyrin 11-oxidase, a cytochrome P450 with a key role in the biosynthesis of the triterpene sweetener glycyrrhizin. Proc Natl Acad Sci U S A. 105: 14204-14209 (2008)
【参考図】
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図1 カンゾウ植物を掘り起こしたもの>
写真提供:須藤 浩博士(株式会社常磐植物化学研究所、現星薬科大学)
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図2 生薬として用いられる甘草根ときざみ(甘草根をきざんだもの)
写真提供:豊岡公徳研究員(理研植物科学研究センター)
 
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図3 グリチルリチンの予想生合成経路
β-アミリン以降がカンゾウに特異的な代謝経路と考えられる。CYP88D6が触媒する反応を青い矢印、CYP72A154が触媒する反応を赤い矢印で示した。
f4.gif
図4 組換え酵母におけるグリチルレチン酸生合成経路再構築の概略図
β-アミリン合成酵素(黒い実線矢印)、CYP88D6(青い矢印)、およびCYP72A154(赤い矢印)をそれぞれコードする遺伝子を酵母に導入することで、酵母内在のステロール合成経路の中間物質である2,3-オキシドスクアレンから分岐するグリチルレチン酸生合成経路を再構築した。

【用語解説】
注1)グリチルリチン
マメ科植物カンゾウの地下部に含まれる主活性成分であり、肝機能補強機能、抗ウイルス作用など多様な薬理活性を有することが知られている。また、砂糖の150~300倍の甘みを持ち、低カロリーであることから、メタボリック症候群の予防に役立つとして注目されている。化合物としてはトリテルペン配糖体に分類される。

注2)グリチルレチン酸
グリチルリチンの非糖部分に相当。グリチルレチン酸およびその塩はグリチルリチンよりも高い抗炎症作用、抗アレルギー作用を有することから軟膏などの外用薬、点眼薬、化粧品などに配合されているが、植物体中での含有量が著しく低いため、現在は甘草根から抽出したグリチルリチンを加水分解することにより供給されている。

注3)トリテルペン配糖体
炭素数5のイソプレン単位を6つ持ち、計30の炭素数で構成されている化合物群をトリテルペンという。トリテルペンに糖が結合した化合物群をトリテルペン配糖体(サポニン)と呼ぶ。カンゾウのグリチルリチン、チョウセンニンジンのジンセノサイド類、サイコのサイコサポニン類など、重要な薬理作用を持つものが知られている。

注4)レアプラント
限られた場所で生息しその数が少ない稀少植物のこと。カンゾウの場合、主要生産国である中国では、レアアース同様に、レアプラントの採取・輸出を規制する動きが出てきており重要な問題となっている。カンゾウがその代表格であるが、他にマオウ(エフェドリンを生産)などがある。

注5)オールジャパンの研究体制
国内のカンゾウ研究者が集まり、2005年から開始した「カンゾウ勉強会」を中心に、グルチルリチン生合成分子機構の解明に向けて、生物有機化学的手法、分子生物学的手法、組織培養法などの情報交換を行って来た。本論文の共著者となった研究機関以外に、かずさDNA研究所、理研オミックス基盤研究領域、北海道医療大学、独立行政法人医薬基盤研究所薬用植物研究センター、岩手医科大学などの研究者が関わっている。

注6)シトクロムP450
アミノ酸からなるタンパク質に加えてヘムを持ち、酸素分子をさまざまな分子に添加する働きを持つ酵素群。ヘムの鉄原子に一酸化炭素が結合すると450nmの波長の光を吸収する色素(Pigment)という意味から、P450と名前がつけられている。これまで約7,000種類近くのP450が生物界において発見されている。シロイヌナズナおよびイネのゲノム解析から、植物のゲノム遺伝子の約1%がP450の遺伝子で占められることが明らかになっており、P450が植物二次代謝産物の多様化に深く関与していることがうかがえる。P450タンパク質は、アミノ酸配列が40%以上一致すると同一ファミリーに、55%以上一致すれば同一サブファミリーに分類されるのが原則である。

注7)cDNAライブラリーとEST
機能のある遺伝子として発現しているmRNAを、人工的にコピーした相補的(complementary)DNAをcDNAと呼び、特定の細胞や植物のcDNAをすべて集めたライブラリーを作製し、研究で広く使われている。またcDNAライブラリーのうち末端の数百塩基程度の配列を決定したものを、EST(Expressed Sequence Tag)と呼ぶ。ウラルカンゾウのcDNAライブラリーおよびESTは、かずさDNA研究所と理研ゲノム科学総合研究センター遺伝子構造・機能研究グループ(2008年4月より理研オミックス基盤研究領域に改組)との協同研究の中で整備した(参考文献1)。

注8)バキュロウイルス/昆虫細胞系
バキュロウイルスは、昆虫細胞に感染する2本鎖DNAウイルスで、核多角体病ウイルスとも呼ばれる。感染細胞内でポリヘドリンと呼ばれるタンパク質を大量に合成し、感染後期には全細胞タンパク質の約半分近くにも達する。ポリヘドリン遺伝子の強力なプロモーターの下流に外来遺伝子を連結し、昆虫細胞に感染させることで、昆虫細胞内で組み換えタンパク質の合成を行うことができる。

注9)ミクロソーム画分
細胞をホモジナイズした後に遠心分離して得られる、小胞体、細胞膜、ゴルジ体膜などを含む画分。高等植物では、ほとんどのP450タンパク質は小胞体膜上に局在するため、ミクロソーム画分に含まれる。]]> http://www.tokiwaph.co.jp/rd/anecdote/2011/11/post-3.html http://www.tokiwaph.co.jp/rd/anecdote/2011/11/post-3.html 最新情報 研究開発 Sat, 26 Nov 2011 10:48:50 +0900 国際学会 ICOFF2011に出展しました 標準品(高純度天然化合物)のご紹介を行いました。ご関心のある方は、ぜひご連絡ください。
お問い合わせフォーム
標準品一覧      
ICoFF2011.gif ICoFF2011_2.gif
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http://www.tokiwaph.co.jp/topics/2011/11/-icoff.html http://www.tokiwaph.co.jp/topics/2011/11/-icoff.html Wed, 23 Nov 2011 11:18:40 +0900
花壇で新薬を作る? 薬用植物の分子育種への道 2011年8月

【著者】
須藤浩
株式会社常磐植物化学研究所

【雑誌】
ファルマシア, vol.47, No.4, No. 8, 2011]]>
http://www.tokiwaph.co.jp/rd/performance/2011/11/post-48.html http://www.tokiwaph.co.jp/rd/performance/2011/11/post-48.html 研究発表 研究開発 Wed, 02 Nov 2011 11:49:14 +0900
【ご案内】千葉大学薬学部『公開講演会』にて講演
 ○日時:平成23年11月6日(日)13:30~15:00

 ○会場:千葉大学亥鼻キャンパス 薬学部120周年記念講堂(医薬系総合研究棟Ⅱ,1階)

 ○内容:薬学部120周年記念講演会「薬用植物の世界」
  -講演2-
   「植物のちからを健康に。」薬用植物が拓くヘルスケアとセルフメディケーション
   立崎 仁((株)常磐植物化学研究所社長)


※参加費は無料ですの。大学祭期間中で事前申込も必要ありませんので、お気軽にお立ち寄りください。]]>
http://www.tokiwaph.co.jp/topics/2011/11/post-48.html http://www.tokiwaph.co.jp/topics/2011/11/post-48.html Tue, 01 Nov 2011 10:22:37 +0900
VENETRON®の開発経緯とエビデンス 2011年10月29日

【著者】
立崎 仁
株式会社常磐植物化学研究所

【学会】
第4回食品薬学シンポジウム
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http://www.tokiwaph.co.jp/rd/performance/2011/10/venetron.html http://www.tokiwaph.co.jp/rd/performance/2011/10/venetron.html 研究発表 研究開発 Sat, 29 Oct 2011 11:47:54 +0900
【ご案内】食品薬学シンポジウムにて講演
 ○第4回 食品薬学シンポジウム
  http://www.pha.keio.ac.jp/laboratory/laboratory02/pharmfood04/Top.html

 ○日時:平成23年10月29日(土)10:15~11:10

 ○場所:慶応義塾大学 薬学部

 ○招待講演:「VENETRON」の開発経緯とエビデンス」 立崎 仁(常磐植物化学研究所)

第4回 食品薬学シンポジウム]]>
http://www.tokiwaph.co.jp/topics/2011/10/post-47.html http://www.tokiwaph.co.jp/topics/2011/10/post-47.html Tue, 25 Oct 2011 10:56:23 +0900
健康美容エキスポに、当社製品「ベネトロン」が掲載されました。 原料/特集
ニュース
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http://www.tokiwaph.co.jp/topics/2011/10/104.html http://www.tokiwaph.co.jp/topics/2011/10/104.html Tue, 04 Oct 2011 13:44:35 +0900
コーポレートロゴ導入に関するご案内
常磐植物化学研究所__ロゴ導入に関するご案内.pdf
これからもみなさまの健康と植物を結ぶ架け橋として歩んでまいります。

新しい常磐植物化学研究所は、これからもお客さまのお役に立てるよう誠心誠意歩んでいく所存でございます。今後とも弊社並びに弊社製品のご愛顧を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。]]>
http://www.tokiwaph.co.jp/topics/2011/09/post-46.html http://www.tokiwaph.co.jp/topics/2011/09/post-46.html Wed, 28 Sep 2011 16:16:53 +0900
抗ヘルペスウイルス活性を持つ植物成分の探索 2011年9月25日

【著者】
林 京子、林 利光、小池 佑果、森 千尋、楊 金緯
富山大学大学院、株式会社常磐植物化学研究所

【学会】
日本生薬学会 第58回年会
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http://www.tokiwaph.co.jp/rd/performance/2011/09/post-50.html http://www.tokiwaph.co.jp/rd/performance/2011/09/post-50.html 研究発表 研究開発 Sun, 25 Sep 2011 19:56:14 +0900
Anthocyanins from bilberry (Vaccinium myrtillus L.) alleviate pruritus in a mouse model of chronic allergic contact dermatitis. 2011

【著者】
Katsunori Y, Maki S, Koichi U.

【雑誌】
Pharmacognosy Research
3(3)
173-177
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http://www.tokiwaph.co.jp/rd/performance/2011/09/anthocyanins-from-bilberry-vac.html http://www.tokiwaph.co.jp/rd/performance/2011/09/anthocyanins-from-bilberry-vac.html 研究発表 研究開発 Mon, 19 Sep 2011 16:07:41 +0900
食品開発展2011に出展します 当社の機能性食品素材等をブースにてご紹介し致します。 尚、新素材「オーラルケアのゲッケイジュ抽出物」のプレゼンテーションを行います。
多くのみなさまのご来場をお待ちしております。

■食品開発展2011 日時:10月5日(水)~7日(金)
場所:東京ビッグサイト西ホール
常磐ブース:NO.1-286

■常磐植物化学研究所プレゼンテーション(無料)
『ゲッケイジュを用いたオーラルケアと全身疾患予防への応用』
日時:10月6日(木) 15:00~15:20
場所:セミナールームA会場]]> http://www.tokiwaph.co.jp/topics/2011/08/2011.html http://www.tokiwaph.co.jp/topics/2011/08/2011.html Wed, 31 Aug 2011 14:32:02 +0900 夏季休業日のお知らせ 今後とも変わらぬご愛顧の程よろしくお願い申し上げます。

<休業日>:平成23年8月13日(土)~8月15日(月) ]]>
http://www.tokiwaph.co.jp/topics/2011/08/post-45.html http://www.tokiwaph.co.jp/topics/2011/08/post-45.html Mon, 08 Aug 2011 13:25:55 +0900
医薬品漢方エキス・生薬エキス製造事業に参入しました
当社は、昭和24年より医薬 品製造業を取得し医薬品原薬の製造を行っており、
2006年10月には、最新鋭 の医薬品GMP工場を整備しました。

また当社は、甘草を初め大棗ほか漢方薬原料 の安定供給ルートも創業以来確保して参りました。

一方、近年の漢方薬市場の拡大 に伴い、取引先のニーズも拡大したことから、
この度、漢方エキス・生薬エキス製造事業に本格参入いたしました。]]>
http://www.tokiwaph.co.jp/topics/2011/08/post-44.html http://www.tokiwaph.co.jp/topics/2011/08/post-44.html Mon, 01 Aug 2011 10:06:54 +0900
ゲッケイジュを用いたオーラルケアと全身疾患予防への応用 2011年7月

【著者】
楊 金緯(1), 猪野千恵子(2), 福山則明(3), 折原裕(3)
(1)株式会社常磐植物化学研究所
(2)イノデンタルクリニック
(3)東京大学大学院薬学系研究科


【雑誌】
aromatopia, フレグランスジャーナル社, vol.2, No.4]]>
http://www.tokiwaph.co.jp/rd/performance/2011/07/post-47.html http://www.tokiwaph.co.jp/rd/performance/2011/07/post-47.html 研究発表 研究開発 Mon, 25 Jul 2011 10:44:45 +0900
論文がフレグランスジャーナル社に掲載されました 『aromatopia No.107』に掲載されました。

『aromatopia No.107』 2011年7月号
「ゲッケイジュを用いたオーラルケアと全身疾患予防への応用」
楊 金緯 ]]>
http://www.tokiwaph.co.jp/topics/2011/07/post-43.html http://www.tokiwaph.co.jp/topics/2011/07/post-43.html Mon, 25 Jul 2011 10:32:36 +0900
『日本のファインケミカル企業』に掲載されました
『日本のファインケミカル企業』 化学工業日報社 2011年7月 
P.140「常磐植物化学研究所 植物化学のリーディングカンパニー 海外拠点などグローバル展開も視野」]]>
http://www.tokiwaph.co.jp/topics/2011/07/post-42.html http://www.tokiwaph.co.jp/topics/2011/07/post-42.html Tue, 19 Jul 2011 10:25:33 +0900
ビノフェロンPL 化粧品 / 自社規格 / 液体                         

赤褐色~褐色の液体
特異なにおいがある
表示名称 : ブドウ種子エキス
INCI名:VITIS VINIFERA (GRAPE) SEED EXTRACT

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ビノフェロンPLの特徴(1)
▼カテキンとプロシアニジン含量を特殊製法で高めたブドウ種子抽出物

(1)ポリフェノールの中で、もっとも高い抗酸化力を持つカテキンとプロシアニジンの最強コンビ
(2)最強の抗酸化力、確かな美白効果
(3)HPLCにて精密定量

*当社製品中
VINOFELON


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ビノフェロンPLの特徴(2)
▼アンチエイジング効果
-抗酸化力(ORAC値)


紫外線やストレスにより生成された活性酸素は肌老化、シミ・シワの大きな原因です。

ビタミンCなどの抗酸化物質は活性酸素を除去でき、活性酸素から肌を守ってくれます。

ビノフェロンPLは従来のブドウ種子エキス(ビノフェロン)の3倍、ビタミンCの7倍近くの抗酸化力を持つため、微量でも高い抗酸化作用を得ることができ、アンチエイジング効果を高めます。
高抗酸化力【ビノフェロンPL】



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ビノフェロンPLの特徴(3)
▼美白効果-【1】
-チロシナーゼ阻害活性(In vitro


肌のシミやソバカスは過剰なメラニン色素が生成されることによって引き起こされます。

チロシナーゼはアミノ酸の一種であるチロシンと反応し、さらにいくつかの段階を経てメラニンを作り出します。

ビノフェロンPLには美白成分アルブチンより10倍強いチロシナーゼ阻害活性が認められました。

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アルブチン:化粧品に配合されている美白成分で、チロシナーゼの阻害活性を持つことが知られています。
チロシナーゼ阻害活性【ビノフェロンPL】

▼美白効果-【2】
-メラニン生成抑制作用(細胞試験)


ビノフェロンPLの美白効果はマウス悪性黒色腫B16メラノーマ細胞を用いて、メラニン生成に及ぼす作用を評価しました。

ビノフェロンPLは無添加の場合と比べ、メラニンの生成量を顕著に抑制しました。

そして、同じ濃度の場合、ビノフェロンPLにはアルブチンより強いメラニン生成抑制作用が認められました。

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アルブチン:化粧品に配合されている美白成分で、チロシナーゼの阻害活性を持つことが知られています。
メラニン生成抑制作用【ビノフェロンPL】
]]> http://www.tokiwaph.co.jp/product/2011/06/p.html http://www.tokiwaph.co.jp/product/2011/06/p.html 化粧品原料 新製品紹介 製品紹介 Thu, 23 Jun 2011 12:33:33 +0900 コンドロックス 化粧品 / 自社規格 / 粉末                  

白色の粉末
わずかに特有のにおいがある
INCI名称 : SQUID CARTILAGE EXTRACT
原産:ペルー

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コンドロックスの特徴(1)
▼高純度・糖鎖の多様性

  【高純度】
   -ムコ多糖含量が80.0%以上
  【構造特徴】
   -イカ軟骨特有のコンドロイチン4,6-硫酸(CS-E)を確認
   -人体内に存在するコンドロイチン4-硫酸(CS-A)、コンドロイチン6-硫酸(CS-C)も含有

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コンドロックスの特徴(2)
▼高保湿性

kouhoshitsusei.gif
吸湿させた各コンドロイチン硫酸を25℃、湿度8%のデシケータ中で保管し時間毎の重量変化を測定しました。
48時間後では、鮫由来コンドロイチン硫酸と比較して保湿効果が確認されました。

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コンドロックスの特徴(3)
▼高粘度

konendo2.gif
豚コンドロイチン硫酸Naとの比較試験では、2%溶液において、約25倍の差が確認されました。
また、コンドロックス1%溶液はグリセリン50%溶液とほぼ同じ粘度でした。
化粧品の増粘剤としての利用も可能です。 ]]> http://www.tokiwaph.co.jp/product/2011/06/post-52.html http://www.tokiwaph.co.jp/product/2011/06/post-52.html 化粧品原料 新製品紹介 製品紹介 Thu, 23 Jun 2011 11:00:30 +0900 新規トリテルペン配糖体化合物および該化合物を含む天然甘味料 特許証 新規トリテルペン配糖体(カンゾウ).jpg 【発明の名称】
新規トリテルペン配糖体化合物および該化合物を含む天然甘味料

【特許権者】
株式会社常磐植物化学研究所
国立大学法人 千葉大学

【発明者】
李 楊金偉、中嶋 淳一郎、
妹尾 修次郎、斉藤 和季

【特許番号】
特許第4730785号

【出願日】
平成18年8月23日

【登録日】
平成23年4月28日

【要約】
(課題)
カンゾウ由来の新規な化合物、及び該化合物を含むカンゾウ抽出エキスを提供し、さらにこれらの用途を提供する。
(解決手段)
本発明は、(1)トリテルペン配糖体化合物、またはその薬理学的に許容される塩を含む甘天然味料(2)トリテルペン配糖体化合物を0.1~20%含む抽出エキスならびに抽出エキスを含む天然甘味料を提供し(3)これら抽出エキスを含む天然甘味料は、食品、食品添加物、医薬品、医薬部外品、嗜好品、化粧品またはトイレタリー用品に使用することが出来る。


PDFファイルでご覧になりたい方はこちら→新規トリテルペン配糖体.pdf ]]>
http://www.tokiwaph.co.jp/rd/performance/2011/06/post-46.html http://www.tokiwaph.co.jp/rd/performance/2011/06/post-46.html 特許 研究開発 Fri, 03 Jun 2011 17:01:49 +0900
Cellular correlates of anti-depressant and anti-hypertensive effects of an aqueous extract of Apocynum venetum leaf, a medicinal herb from Xinjiang, China. 2011 Nov. 20-23

【著者】
Kwan CY, Leung YM1, Ku TC, Hsieh WT, Lau YS, Mustafa MR, Nishibe S, Tatsuzaki J
China Medical University and Hospitals, University of Malaya, University of Hokkaido and Tokiwa Phytochemical Co., Japan

【雑誌】
2011 International Conference on Food Factors
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http://www.tokiwaph.co.jp/rd/performance/2011/04/cellular-correlates-of-antidep.html http://www.tokiwaph.co.jp/rd/performance/2011/04/cellular-correlates-of-antidep.html 研究発表 研究開発 Wed, 20 Apr 2011 19:40:40 +0900
Apocynum venetum leaf aqueous extract inhibits voltage-gated sodium channels of mouse neuroblastoma N2A cells. 2011. April

【著者】
Kuo CS, Kwan CY, Gong CG, Tsai MF, Nishibe S, Tatsuzaki J
China Medical University, University of Malaya, University of Hokkaido and Tokiwa Phytochemical Co., Japan.

【雑誌】
Journal of Ethnopharmacology 136, 149-155, (2011) ]]>
http://www.tokiwaph.co.jp/rd/performance/2011/04/post-49.html http://www.tokiwaph.co.jp/rd/performance/2011/04/post-49.html 研究発表 研究開発 Wed, 20 Apr 2011 11:36:44 +0900
東日本大震災で被災された皆様への支援実施について 被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

常磐植物化学研究所は、被災地の方々の支援をするために社内にて義援金募金を行いました。

4月14日、立崎社長が千葉日報福祉事業団様を訪問し、義援金を寄託しました。

今後も引き続き、追加支援を随時検討してまいります。



-義援金等の取組内容-

【義援金寄託額】240,225円

3/23(株)常磐植物化学研究所 100,000円(福島県新地町へ)
4/14(株)常磐植物化学研究所 社員一同 130,225円(千葉日報 福祉事業団様へ)
4/15(株)常磐植物化学研究所 10,000円 (佐倉商工会議所様へ)

【支援物資】100,000円

3/23(株)常磐植物化学研究所 100,000円 食料品等

一日も早い被災地の復興を、心よりお祈り申し上げます。]]>
http://www.tokiwaph.co.jp/club/2011/04/post-278.html http://www.tokiwaph.co.jp/club/2011/04/post-278.html 社会・環境への取り組み Mon, 18 Apr 2011 13:39:08 +0900
原材料GMPへの取り組み 2011年3月

【著者】
石原茂正

【雑誌】
平成22年度 厚生労働科学研究
食品の安心、安全確保推進研究事業

健康食品の情報提供システム体制の構築と安全性確保に関する研究

健康食品の評価に関する研究報告書

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http://www.tokiwaph.co.jp/rd/performance/2011/03/gmp.html http://www.tokiwaph.co.jp/rd/performance/2011/03/gmp.html 研究発表 研究開発 Sat, 12 Mar 2011 09:49:04 +0900
ルチンの薬理と応用(完) -3.臨床試験【毛細血管透過度・出血性歯齦・偏頭痛・血友病】- 薬業時報
昭和26年9月12日

ルチンの薬理と応用(完)
      =米国農務省農薬研究報告から=
          (常磐植物化学研究所提供)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

3.臨床試験 【細血管透過度・出血性歯齦・偏頭痛・血友病】

網膜出血に対するルチンの用法の完全な考え方は、ホウレンホルスト及びワゲナア(1949年)によって公刊された。その中で文献の批判がなされた。彼等はロウドリグエツツ及びルウトの陳述書を明らかに賛成して引用した。それは「吾々の研究は糖尿性網膜炎を伴う全ての人は実際上決定的に毛細血管抵抗が低いことを示した。吾々はルチンの一層の試みの望みあることを示唆する。尚一層重要なことはルチンの薬理学上の今後の研究を通じて吾々が長期間の糖尿病患者の網膜に関する毛細血管損傷及び他の悪くなった併発症対するルチンの早い用い方の適応症を確かめ得ることの可能性である」と述べている。

〔毛細血管透過度〕
毛細血管透過度は毛細血管脆弱度と共に血管壁の欠陥を包藏するが、透過度においては壁の欠損はなく且つ出血がない。増加した毛細血管はありのままの壁を通じて液体の異常な通過によって特徴付けられるが、血液の細胞成分は残される。毛細血管透過度は数種の方法で測りえ得る。次の二つの方法はフラボノイドの効果を決定するに用いられた。第一は皮下注射した色素の拡散を観察することによって、第二はある刺激した面積における静脈注射した色素の出現に対して要求される時間を観察することによるのである。(ボール等1949年)

第一の方法は、グリフィスによって進歩した試験に用いられ、ムクマスターの方法から採用されたものであって、色素パテントブリューが前膞に皮下注射され而して、その拡散15分間注意させる。もしも色素がその時に4分の3インチより余計に広がったならばリンパ液の増加した流れを示すと、そして間接的に透過度増加を示すと考えられる。グリフィス及びリンダウエル(1949年)により次の報告がなされた。毛細血管欠陥の患者279名の中81名は増加した毛細血管脆弱度と増加した皮膚のリンパ液流の両方を持ち、31名は増加した皮膚のリンパ液流だけを持っていた。異常透過性はこれらの著者によってルチンで容易に癒されていた。

アムブロウス及びデエヅ(1947年)は、白兎を用いて第二の方法を適用している、各動物は1%トリフアンブリュー2ccを端の耳静脈に注射された。約5分後に下腹部のある面積がクロロホルムで刺激されたパアキロ100~200mgのルチンを用いた後は、色が現れるまでに要する時間の決定的増加があった。結果はパアキロ50mgの容量の後ではより少なく示された。

クツフマイステル(1949年)は本質的な高血圧急性絲毬体腎炎、リウマチス性紫斑、悪性腎硬化、衰弱性浮腫及び中心性浮腫の例で毛細血管透過性を減ずるにルチンを用いて成功した、ルチンを中止したときに再発が起こった。

クツキンスキー(1949年)は、蛙及び二十日鼠の後足にチロウデ液を1万分の1又は5千分の1の濃度のルチンを添加しもしく添加せずして灌いだ。二つの場合において、ルチンを用いた動物は対象よりも明らかに浮腫が少なかった。彼等は毛細血管の透過性をルチンが妨げると結論したヅウボント及びヘンネスとの一緒の最近の文献(1949年)でこれらの判定を詳述している。

〔出血性歯齦〕
ストレアン(1949年)は、1日3回ルチン30mg及びアスコルビン酸50mg宛の合剤を、歯を磨いた爲又は食物を噛んだ爲歯齦出血をしている21目煮の患者に与えた。7日の後12名出血が止まった。数は2週間後に15名に増加した。1ヵ月後には18名となった。3名は難治で残った。

〔偏頭痛〕
ルチンはアンチヒスタミックを伴いアレルギーが疑われたところの偏頭痛数例に用いて結果が良かった。この使用法に関する公の文献には未だ接しない。

〔血友病〕
ルチンは患者の指図の下に血友病の症状の激しさを和らげる為に用いられた。16人の患者は二乃至五年間連続した期間観察の下にあった。主な効果は関節の出血の減少、痛みの軽減、脈拍の頻度及び外傷後の出血限度の減少並に輸血法に対するの必要僅かな例であった。処置の下にあった子供達の親はルチンの処置後に患者の状態が非常に改善し過ちない処置の継続を主張した。全部ではないがこの例の多くは患者は他の処置を今でも受けておらない。最初に学校に登校することを妨げられた多くの子供たちは病気で休むのは最小限で出席を続けることが出来た。



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ルチンの薬理と応用(1)
ルチンの薬理と応用(2)
ルチンの薬理と応用(3)
ルチンの薬理と応用(4)
ルチンの薬理と応用(5)
ルチンの薬理と応用(6)
ルチンの薬理と応用(7)
ルチンの薬理と応用(8)
ルチンの薬理と応用(9)
ルチンの薬理と応用(完)]]> http://www.tokiwaph.co.jp/rd/performance/2011/02/post-44.html http://www.tokiwaph.co.jp/rd/performance/2011/02/post-44.html 研究発表 研究開発 Mon, 28 Feb 2011 16:41:51 +0900 ルチンの薬理と応用(9) -3.臨床試験【毛細血管脆弱度増加症】 - 薬業時報
昭和26年8月

ルチンの薬理と応用(9)
      =米国農務省農薬研究報告から=
          (常磐植物化学研究所提供)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

3.臨床試験 【毛細血管脆弱度増加症】

〔毛細血管脆弱度増加症〕
毛細血管脆弱度の増加症を癒すためにルチンを用うることは、1943年グリフィス、リンダウエル及びコーチによって発表された、ゴスリンのポシチイブプレシアメソッドで決定した毛細血管脆弱度増加症によって、複雑にされた高血圧の患者14名にルチンが使用された。その内11名の患者は12~16ヵ月続けられた。八人は毛細血管脆弱度増加症が2ヵ月以内に正常となった。他の3人は増加した儘であった。その中の一人は治療を始めて4ヵ月後半身不随を起した。残りの10人は観察の期間中何等の併発症を起さなかった二人の患者は毛細血管脆弱症が正常となった後、ルチンの服用を止めたところ6週間以内に脆弱度が再び増加した。ルチンを再び服用したので1ヵ月以内に正常に還った。引続いた報告でグリフィス(1947年)並にグリフィス及びリンダウエル(1947年)は、さらに多数の患者に対する結果を報告したが、それによると当初に毛細血管の欠陥を持った者の88%がルチン療法の後正常に還った。毛細血管の欠陥を持つ高血圧患者により多く宣告された網 出血又は卒中の傾向は欠陥がルチンによって訂された後には、毛細血管の欠陥なき患者に見られる数字と比較し得る数字に迄減少した。処理の患者の表は別表第一、第二の通りである。

(第一表)毛細血管の欠陥に対し処置を受けた患者の併発症の発生範囲
      実験の当初増加していた450名の患者を16ヵ月取扱った結果
卒中網膜出血死亡
毛細血管脆弱度又は淋巴の流れが正常に回復した者7(1.5%)2(0.4%)14(3.1%)
増加したままの者191213
測定しなかった者15*326**
41(9.1%)17(3.8%)53(11.8%)

      実験の当初正常であった361名の患者の中では
卒中網膜出血死亡
                      正常        5(1.4%)3(0.8%)13(3.6%)
*内8名はルチンを用いず
**内17名はルチンを用いず

群名前療法毛細血管の脆弱度皮膚のリンパの流れロダン又はルチン療法*試験を繰り返した人数繰り返した試験の患者百分比
増加 正常
1ナシ正常正常ナシ59
44
0   100
0   100
2ナシ正常正常ロダン88
36
18   82
17   83
(イ)
3
ルチン正常正常ロダン62
21
18   82
19   81
(ロ)
4
ロダン増加増加ロダン廃止6
1
0   100
0   100
(ロ)
5
ロダン増加増加ルチンを開始又は増加20
9
0   100
0   100
*  試験の繰り返しは少なくとも六週間離して行われた、第一、二及び三群の患者に対する試験の繰り返し回数は平均2.7回である
(イ) これらの患者は最初に脆弱度又は淋巴流の何れか又は両方の増加を持っていたのだが、ルチン療法で正常に還った
(ロ) 第二及三群からの患者

同様な結果が、シャノー(1946年)ツファス(1947年)ハイン(1948年)及びグチエレッツ(1949年)から報告された。ドネガン及びトーマス(1948年)は指数は正常の状態には帰らなかったが、ルチン療法に続く容態の改善を観察した。網 症を伴った糖尿病は一層難治ではあるが高血圧は順調になる。而して網 症の61例中43例がルチン療法の継続でこの条件の改善を示した。エドレス氏病の9例中8例は改善され毛細血管脆弱症は殆ど正常に還った。

マクマアヌス及びランドリガン(1947年)は、減圧法(水銀柱マイナス20センチメートルで一分間適用)を用いて毛細血管脆弱度を決定し、10患者に4週間ルチンを用い、その間5患者を対象とした。



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ルチンの薬理と応用(1)
ルチンの薬理と応用(2)
ルチンの薬理と応用(3)
ルチンの薬理と応用(4)
ルチンの薬理と応用(5)
ルチンの薬理と応用(6)
ルチンの薬理と応用(7)
ルチンの薬理と応用(8)
ルチンの薬理と応用(9)
ルチンの薬理と応用(完)]]> http://www.tokiwaph.co.jp/rd/performance/2011/02/9.html http://www.tokiwaph.co.jp/rd/performance/2011/02/9.html 研究発表 研究開発 Mon, 28 Feb 2011 15:35:25 +0900 ルチンの薬理と応用(8) -2.薬理作用【血液の凝固効果・毛細血管拡張・犬の出血・シュワルツマン現象・心臓効果】- 薬業時報
昭和26年8月1日

ルチンの薬理と応用(8)
      =米国農務省農薬研究報告から=
          (常磐植物化学研究所提供)
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2.薬理作用 【血液の凝固効果・毛細血管拡張・犬の出血・シュワルツマン現象・心臓効果】

〔血液の凝固効果〕
プルジアン、ムンフ及びボルフエ(1948年)は、白ラッテの血液の凝固時間に関するルチン、胆汁塩及びヂクマロールの効果について研究した。経口的な用法でルチン及び胆汁 は血液の凝固時間を引下げたが、ヂクマロールは増加した。

コーン、ロビネット及びクップ(1948年)は、白ラッテに対する放射の結果の研究で、人間又はラッテの血液の正常な凝結時間にルチンが働く証拠を得ることは出来なかった。

フィールド及びレッカース(1948年)は、放射後の犬の血液の凝結時間がルチンを用うると否とで著しく増加しなかったことを発見した。

アルカリーリザアブ、レコック(1948年)は、家兎に静脈注射した際のルチンの及びアルファーエピカテヒンの血漿のアルカリ性保有に関する結果を研究した。ルチン0.3ミリグラム及びエピカテヒン10ミリグラムはアルカリリザアブを増加した。ビタミンKはリザアブを増加しなかった。

〔毛細血管拡張〕
ハアレイ、クラアク及びガイスマン(1947年)は、チアムバアス及びツワイフアハのラフト メソアツベンヂックス プレパレーションを用いて、毛細管運動に対する数種のフラボノイドの効果を研究した。彼等はルチン及びそのサクシネートは働きなく、ルチンのフタール酸塩は僅に働きあり、カテヒンが最も作用が強いことを見出した。ケムメル(1936年)は蛙の毛細血管の収縮を起すことを見出しており、ソコウレイ及びチムメル(1938年)はケルチトリンを或る一般に振りまく実験で、脈管収縮を報告している。だがフルウマン及びクリスモン(1948年)は、動脈を包含する抹消の脈管収縮が霜焼けの結果から、家兎の足の防護要素たり得ることは疑わしいと考えた。

〔犬の出血〕
ヘレルスタイン等(1949年)は、犬で実験的悪性高血圧の出血現象に対するルチンの効果を研究した。尿毒症を伴った急性高血圧は腎臓動脈の両側の結紮によって犬16頭に生じた。全動物は臨床的な尿毒症及高血圧を発し三乃至る六日で死んだ。消化管域、心臓、膵臓、膀胱、横隔膜、脾臓及び副腎に甚だしい心筋の炎症及壊死を伴って、対象動物及びルチン200ミリグラムを、手術後及び手術前3日与えたものに起っていた。手術十日間ルチンを与えた犬は心筋症と出血変化が完全になかった。著者等は高血圧に対するルチンの作用の矛盾した報告は、研究動物に対するルチンの相対的な不足に基くと考えている。

〔シュワルツマン現象〕
著しく増加した毛細血管脆弱症のあるシュワルツマン作用に対するアンチヒスタミン及びフラボノイドの影響が、マラツカ及びアイビイ(1948年)によって研究された。ルチン、ヘスペリヂン及びシトリンは現象を防止した。

〔心臓効果〕
赤松氏(1929年)はルチン及び他の四つのフラボノイドの作用を生体蛙心臓で研究したすべての場合心臓鼓動の振幅が増加し、脈拍の割合は減少し而して分間量は増加した。フオンジエネイ及びチムメル(1936年)はケルセチン及びケルチトリンが健康な蛙心臓を僅に増加する働きを持つことを報告している。この両者は蛙心臓でクロロホルム、ウレタン及び塩酸キニーネの毒作用に拮抗し、ラムネチンも同様な作用(1938年)を持った。ヘスペリヂンは心臓作用を下げ、そして酪酸の圧えつける効果に拮抗しなかった。エージエネエ(1947年)は、ケルセチン及びケルチトリンが蛙心臓でメチルアルコールの毒作用に拮抗し、又ラムネチンは更に弱く拮抗することを見出した。フオンジエネエ、メーエス、チムメル及びソコウレエ(1937年)は、哺乳動物特にモルモットでこれ等の実験を繰り返えそうと企画し、不規則且つ矛盾したデーターを得た。心臓に対する働きは時として毒性を示し、そして他の場合には好ましくなかった。而して半分の場合には効果がないことが気付かれた。彼等はケルセチンケルチトリン及びフオルシチアエキス(ルチン)を用いた。チムメル(1936年)は、フオシチア配糖 (ルチン)は他のフラボノールと同様、蛙心臓に働いたと報告した。デエヅ(1948年)はルチンで蛙心臓の明確な興奮を得た。



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ルチンの薬理と応用(1)
ルチンの薬理と応用(2)
ルチンの薬理と応用(3)
ルチンの薬理と応用(4)
ルチンの薬理と応用(5)
ルチンの薬理と応用(6)
ルチンの薬理と応用(7)
ルチンの薬理と応用(8)
ルチンの薬理と応用(9)
ルチンの薬理と応用(完)]]> http://www.tokiwaph.co.jp/rd/performance/2011/02/8.html http://www.tokiwaph.co.jp/rd/performance/2011/02/8.html 研究発表 研究開発 Mon, 28 Feb 2011 15:29:14 +0900 ルチンの薬理と応用(7) -2.薬理作用【霜焼け・広散酵素・ヒスチジンデカルボキシラーゼ及びヒヨリンアセチラーゼ・ある薬剤の毛細血管効果に対する拮抗作用】- 薬業時報
昭和26年7月25日

ルチンの薬理と応用(7)
      =米国農務省農薬研究報告から=
          (常磐植物化学研究所提供)
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2.薬理作用 【霜焼け・広散酵素・ヒスチジンデカルボキシラーゼ及びヒヨリンアセチラーゼ・ある薬剤の毛細血管効果に対する拮抗作用】

〔霜焼け〕
フールマン及びクリスモン一九四八年の仕事は、家兎の実験的霜焼けに対するルチン療法の価値を論証した。第五蹠骨の結節の水平まで氷点下五五度の液体中に浸した。対象十五匹の中十一匹は露出した部分を完全に失い、四匹は蹠の肉趾のすべてを失った。ルチンで処置した(経口的に一日量五〇乃至一〇〇ミリグラム投与)十匹中九匹は趾を失い、一匹は趾と足の一センチメートルばかりを加えて失った。ルチンは家兎が耳の霜焼け後に組織を失うことを防ぐ効果がなかった。ただルチンで処置した動物は、処置しない動物よりは耳の毛細血管中の鬱血を拡げることが遅かった。

アムブロース、ロビンス及びデエズ(一九五〇年)はフールマン及びクリスモンの報告の結果を確かめた。 してある程度の防護は、ほかのフラボノイド即ちケルチトリン、ケルセチン、メチルヘスペリデイン、二・三ヂヒドロケルセチン及び乾葡萄の種のエキスで与えられることを示した。

〔広散酵素〕
レビタン(一九四八、九年)はビタミンPの二つの型であるルチン及びエスクリン、ヒアロウロニダーゼ、アゾゼールム及び食塩水の広がることを抑制すると称えだした。

エステル(一九四九年)は、解剖前四日間、プロピレングリマール又は食塩水でルチン二百ミリグラムを胃導入管を用い又は腹腔内的に白ラッテに与えてレビタンの説を確かめようとしたが出来なかった。

バイラー及マルチン(一九四七年)は、ルチンが一cc中一ミリグラムの濃度でヒアロウロニダーゼの働きを抑制したことを報告したルチンがアスコルビン酸と混合されたときこと働きは一層高められたとしている。

〔ヒスチヂンデカルポキシラーゼ及びヒヨリンアセチラーゼ〕
マルチン等(一九四九年)は、ビタミンP化合物のヒスチヂンデカルポキシラーゼに対する抑制作用を試験し、ルチン及エスクリンは無力であることを見出したところがそのアグリコンであるケルセチン及びエスクレチンは作用があった。バイラー及共同者(一九五〇年)は、アセチールヒヨリナーゼに対する一連のフラボノイドの抑制作用を研究した。ケルセチン及エスクレチンは、それ等の配糖体であるルチン及びエスクリンより一層多くの働きを持っていた。

〔ある薬剤の毛細血管効果に対する拮抗作用〕
リチャード及びクエーター(一九四八年)は、酸性亜硫酸曹達及びプロカインの毛細血管効果に対するルチンの拮抗作用を報告した。酸性亜硫酸曹達は、皮下又は筋肉内に与えられたエピネフリン及プロカイン毒性を増加するが、ルチンの静脈注射の後では増加は非常に減ぜられる。ハーレー及びローデス(一九五〇年)は毛細血管透過性を決定する方法に対する土台としてこの観察を用いた。彼等は一連のフラボノイドを本方法で試験しその結果を報告した。だが彼等の計測がビタミンPの働きに相関するかどうかは疑わしい。

クラーク(一九四八年)はラッテを使ってやった試験ではルチンとヂクマロールとの間の拮抗作用を論証することは出来なかった。

マルチン及スワイン(一九四九年)もまたラッテを使ったが、ヂクマロールとルチン及dカテヒンとの間の拮抗作用を見出した。アスコルビン酸にもまた同作用があった。ヘスペリヂンはヂクマロールに拮抗しなかった。アスコルビン酸とdカテヒンとの協力作用が観察されたがアンチヒアロウロニダーゼ作用もまた見出された又ルチンが組織に存在するときエピネフリンの反酸化作用も見出された。



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ルチンの薬理と応用(1)
ルチンの薬理と応用(2)
ルチンの薬理と応用(3)
ルチンの薬理と応用(4)
ルチンの薬理と応用(5)
ルチンの薬理と応用(6)
ルチンの薬理と応用(7)
ルチンの薬理と応用(8)
ルチンの薬理と応用(9)
ルチンの薬理と応用(完)]]> http://www.tokiwaph.co.jp/rd/performance/2011/02/7.html http://www.tokiwaph.co.jp/rd/performance/2011/02/7.html 研究発表 研究開発 Mon, 28 Feb 2011 14:51:30 +0900 ルチンの薬理と応用(6) -2.薬理作用【菌の発育阻止作用・抗ウイルス性効果】- 薬業時報
昭和26年7月

ルチンの薬理と応用(6)
      =米国農務省農薬研究報告から=
          (常磐植物化学研究所提供)
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2.薬理作用 【菌の発育阻止作用・抗ウイルス性効果】

〔菌の発育阻止作用〕
コーチ等(1947年)はデイクマロールの菌発育阻止作用に、フラボノイドを加えた効果についてルチン及びケルチトリン竝にアグリコンのケルセチンが、ヂクマロールの菌の発育阻止性を中和しないのみならず、ケルセチンそれ自身が黄色葡萄状球菌に対し相当の毒性を持ち、1cc中0.1mgの濃度で完全に成長を阻止することを観察した。ルチンは菌の発育阻止作用がなかったがケルチトリンは微生物に対して僅かに毒性を示した。この効果はラムノシツドの一部が加水分解で生じたケルセンの少量に基因するのであろう。兎にも角にもルチンがケルセチンの2~3%を含んでいることが知られたから、観察された菌の発育阻止作用は、ラムノシッドそれ自身によって可能性がある。この発表まではフラボノールが菌の発育阻止作用を持つことは知られていなかったのである。

同年の後期にアンデルセン及びペリーは、グリンピース及びコーンステイブカゼインの培地中で、ルチン、ケルチトリン及びケルセチンの効果に関する彼らの研究を公刊した。ボトリウム菌による毒素構成に対し、ケルセチンは80~160PPMの濃度で培地中に広がる毒性を妨げた。ルチンは効果がなかった。又ケルチトリンは1000PPMの濃度で僅かな作用を示した。

マア及びフオンテイン(1948年)は結晶トマチンのアンチビオチイク効果に、ルチン及びケルセチンが拮抗作用を示すことを報告した。トマチンの抑制効果(1cc中0.1mg)はルチン(1cc中0.2mg)及びケルセチン(1cc中0.3mg)に対応した。又トマチン1cc中0.25mgの濃度では、ケルセチン1cc中0.5mgの濃度を要求した。ルチンは1cc中1mgの濃度で効果がなかった。これ等によってフラボノールは微生物の成長に何等の効果を持っていないと結論した。

ブスチンザ及びロペッツ(1948年)は、ケルセチンが黄色葡萄状菌、バクテリアミコシイデス、抗酸菌類(フレイ、恥垢菌、鳥結核菌、人型結核菌)の成長を抑制することを見出した。

コーチ等(1948年)はケルセチンの微生物抑制作用はpH7以上で発揮され、その数字を超えては殆どないことを見出した。pH6.5でケルセチンは1cc中0.075~0.1mgの濃度で完全に黄色及び白色葡萄状球菌、エロバチルスポリミクサ(野菜の分解に寄与する菌)及びブルセラ菌(牛の流産菌)を完全に抑制した。一部分の抑制作用としては連鎖状球菌のD及びE群らに数種のグラム陰性菌の形が得られた。モツレは1cc中0.15mgの濃度で25~30%抑制したが、他の5つのカビには効果がなかった。ケルセチンの作用は血清及び鉄の存在で失われたが、システインの存在ではなかった。ルチン及びケルチトリンは働きがなかった。

〔抗ウイルス性効果〕
カッティング、ドライスバッハ及びネッフ(1949年)は二十日鼠の狂水病ウイルスに対する数種のフラボノイドの予防的作用を研究した。ウイルスは薬品が供給され始めて4日後大脳内部に摂取された。そして薬局は試験の終わるまで続けられた。ケルセチン及びケルチトリンは明確な予防作用を示した。ルチンは前途の望みある結果を与えた即ち対象が21匹中4匹だけ生き残ったに対し14匹が生き残った。



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ルチンの薬理と応用(1)
ルチンの薬理と応用(2)
ルチンの薬理と応用(3)
ルチンの薬理と応用(4)
ルチンの薬理と応用(5)
ルチンの薬理と応用(6)
ルチンの薬理と応用(7)
ルチンの薬理と応用(8)
ルチンの薬理と応用(9)
ルチンの薬理と応用(完)]]> http://www.tokiwaph.co.jp/rd/performance/2011/02/6.html http://www.tokiwaph.co.jp/rd/performance/2011/02/6.html 研究発表 研究開発 Mon, 28 Feb 2011 14:43:34 +0900 ルチンの薬理と応用(5) -2.薬理作用【ヒスタミン及び過敏症・利尿】- 薬業時報
昭和26年7月11日

ルチンの薬理と応用(5)
      =米国農務省農薬研究報告から=
          (常磐植物化学研究所提供)
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2.薬理作用 【ヒスタミン及び過敏症・利尿】

〔ヒスタミン及び過敏症〕
ウィルソン、モルタロテイ及びデエヅ(1949年)は、ある特別な事情の下にルチン10mgを腹腔内に注射したビタミンP不足の食餌で飼養されたラッテが、ヒスタミン監酸監LD50容量に対し防護されたことを発見した。ルチンがヒスタミンの静脈注射に先立つこと10~30分間に与えられたとき明確な防護が生じた。この現象は、ヒスタミンの注射前35分~65分に、ルチンが与えられたときには起こらなかった。ルチンとヒスタミンとを同時に注射したときは、二つの物質の間に直接な拮抗性がないことを示して、動物に何等の防護の結果を来さなかった。

平松氏(1941年)はビタミンPで、予め動物を処置することにより過敏性を防ぐことを報告したが、データが貧弱すぎたためウィルソン等はこの発見を確かめることは出来なかった。

レイマン、レーター及びネクルス(1947年)は、正常馬血清0.25ccをモルモットの腹腔内に注射し過敏症にして置き、12日後に馬血清の非経口投与でショックを与えた。ショックを与える30~45分前に腹腔内にルチンを与えた動物は、ショックの症状を現さなかったが、対象動物は全部が10分以内に死んだ。ショックを与える60分前にルチンを与えた動物は約15分間で過敏性のショックで死んだ。

ウィルソン、デエヅ(1948年)によればルチン1mgを腹腔内に与えた後、30~45分後にヒスタミンの致死量を与えた所、モルモットは10分以内にヒスタミンショックで死んだ結果を得ている。又クラーク、マツケイ(1950年)はルチン又はケルセチンスルホン酸ナトリウムを与えた後で、ヒスタミン燐酸の毒性が僅かに減少した結果を得たが、他の数種のフラボノイドは無力であった。

レビタン(1948年)は、家兎に2g以上の大量のルチンを与え、しかもヒスタミンの最小致死量に対し動物を防護することに失敗した。同人は又馬血清による感作を防止し得なかったし、又大量のルチンで家兎の過敏作用を防止し得なかった。

アルジョナア等(1949年)は、ルチンでモルモットの過敏性ショックを防ぎ得なかった。ヘブチング(1949年)もまたルチンでモルモットのヒスタミンショックを防ぎ得なかった。 ロート、シェパード(1948年)は馬血清によるショックに対するルチンの作用を研究した。モルモットは、1~20mgのルチンの腹腔内注射で防護されなかった。ただ同じ条件の下で卵白に対する僅かな防護力が認められたヒスタミンのLD100用量がモルモットに与えられたとき、ルチン10mgでは何等の防護作用を認めなかった。

〔利尿〕
フラボノールの利尿効果の可能性の問題はこの分野の数名の研究者の注意を引き起こした。赤松氏(1931年)は、家兎にルチン0.3~0.5gパーキロを与え、1日に排泄した尿の量の著しい増加を観察した。増加の現象はルチンの投与期間認められ、ルチン投与を止めたとき尿量はもとに還った。同士はまたルチンとカフェイン、プリン、テオフィリンの間に相乗作用があることを報告している。ルチンとカフェイン又はテオフィリンの合剤は、各薬剤単独よりも、一層強く且つ引き続いた利尿作用があった。

福田氏及び河野氏(1928年)も、家兎を用いてルチンを含む数種のフラボノールの利尿作用を研究し、試験したすべての物質が活発な利尿剤であったとしている。又マスクル、パリス(1936年)は犬で反対の結果を得ている。

チムメル(1936年)は、ルチン液の注射でラッテに利尿効果があったが、蛙、モルモット、家兎又は猫では、効果がなかった。食肉類の動物は、尿中に監化第二鉄で緑色を呈する物質を排泄するが、草食動物では、このような反応がなかったことを報告している。



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ルチンの薬理と応用(1)
ルチンの薬理と応用(2)
ルチンの薬理と応用(3)
ルチンの薬理と応用(4)
ルチンの薬理と応用(5)
ルチンの薬理と応用(6)
ルチンの薬理と応用(7)
ルチンの薬理と応用(8)
ルチンの薬理と応用(9)
ルチンの薬理と応用(完)]]> http://www.tokiwaph.co.jp/rd/performance/2011/02/5.html http://www.tokiwaph.co.jp/rd/performance/2011/02/5.html 研究発表 研究開発 Mon, 28 Feb 2011 14:25:31 +0900 法政大学で講義しました 2010年12月25日、法政大学生命科学部の2年生約50名対象に、植物医科ビジネス論にて「植物化学ビジネス論」と題した講義をしました。 http://www.tokiwaph.co.jp/club/2010/12/post-277.html http://www.tokiwaph.co.jp/club/2010/12/post-277.html 教育への取り組み Mon, 27 Dec 2010 11:09:37 +0900 千葉県佐倉市の小学校で実験教室を実施しました
11/1(月)、理科クラブ(4、5、6年生)で実験教室を開催しました。
【タイトル】~植物の成分と私たちの健康~植物の成分をつかまえてみよう!食べてみよう!  


児童の実験への好奇心や目の輝き、素直な態度に感激し、どの児童も真剣に実験に取り組んでいたのが非常に印象的でした。]]>
http://www.tokiwaph.co.jp/club/2010/11/post-276.html http://www.tokiwaph.co.jp/club/2010/11/post-276.html 教育への取り組み Mon, 01 Nov 2010 09:36:31 +0900
国内クレジット認証委員会で正式に受理されました kokunaicredit.jpg常磐植物化学研究所のCO2排出削減量(377トン/年)が、第14回国内クレジット認証委員会にて認証されました。
http://www.meti.go.jp/press/20100802004/20100802004.html


□国内クレジットについて
http://jcdm.jp/outline/index.html ]]> http://www.tokiwaph.co.jp/club/2010/08/post-275.html http://www.tokiwaph.co.jp/club/2010/08/post-275.html 社会・環境への取り組み Mon, 09 Aug 2010 16:42:53 +0900 第12回 サンショウ(2) 知ってるようで知らない
食素材の役割のお話~身近な生薬や食品添加物~


(株)常磐植物化学研究所
顧問
鳥越 泰義

- 第12回 サンショウ(2)-

 前回はサンショウの生食用品種、アサクラサンショウについて触れた。今回はブドウサンショウを眺めてみる。この品種は成熟果実から種子を除いて厚い果皮を乾燥し、漢方薬や粉山椒の原料とするのが主な目的となっている。

 アサクラサンショウの栽培地、西吉野町へは、JR和歌山線の五條駅で下車した。ブドウサンショウ栽培地の一つを手近に見学するには、このJR線の終点和歌山に向かってもう少し乗り続けることになる。五條駅を過ぎるとやがて高野山の入り口となる橋本駅に着く。ここには大阪・難波から出る南海高野線が交差して高野山の麗、極楽橋終点へ向かっている。橋本駅を過ぎて笠田駅で下車、さらにタクシーに乗って約20分、高野山へ向かう国道480号線を途中から分かれて山へ入って行く。ブドウサンショウの栽培地は標高400m前後のところに点在している。和歌山県伊都郡かつらぎ町御所でブドウサンショウを栽培している田村俊美氏から話を聞いた。

 和歌山県のブドウサンショウの代表的産地は高野山の南西の山並みにある美里、清水である。ここには多数の栽培農家があるが標高は高く、高齢者だけが過疎地域の中でブドウサンショウを守っている。田村氏の話の中で特に二つのことが印象に残った。一つは、日本のサンショウ栽培は厳しい農薬の使用規制の中で行われており、安全・安心な農作物であるということ。もう一つは、この地域は過疎地帯であって後継者に恵まれず高齢化が進んでいる。そのため、5年後には生産量が半減してしまうのではないか...。

 日本の代表的な「山椒」の品種として、アサクラサンショウとブドウサンショウを取り上げたが、中国産のサンショウとして「花椒」が知られている。これはカホクサンショウ(川椒)の成熟した果実の果皮の部分を乾燥したものではあるが、日本のサンショウと中国のカホクショウとは原植物の種が異なっている。件子食品の原料として「花椒エキス」が知られ、動物実験で脳内アセチルコリンの遊離を促進することが明らかになった。記憶力の促進、消化管の運動亢進、さらに脂肪燃焼の促進などの作用が期待されている。

 1年間、全12回にわたり身近な食素材を紹介しまいりましたが、読者の方の知識になれば幸いでございます。長きにわたりお読みいただきまして有難うございました。

No.12sansho.jpg
田村俊美氏のサンショウ畠(ブドウサンショウ)


掲載:
食品化学新聞 2010年(平成22年)5月27日]]>
http://www.tokiwaph.co.jp/club/2010/05/122.html http://www.tokiwaph.co.jp/club/2010/05/122.html 社会・環境への取り組み Thu, 27 May 2010 10:51:27 +0900
第11回 サンショウ(1) 知ってるようで知らない
食素材の役割のお話~身近な生薬や食品添加物~


(株)常磐植物化学研究所
顧問
鳥越 泰義

- 第11回 サンショウ(1)-

 この連載の第一回(平成21年5月28日)は七味唐辛子だった。このミックススパイスにサンショウ(山椒)が加えられている。日本人の食生活でサンショウはワサビと並んで代表的な香辛料の一つになっている。

 新緑の美しい山野では今、サンショウの若芽がすがすがしい芳香を放っている。サンショウには若芽(花山椒)や未熟な果実(実山椒、青山椒)を生食用に使う品種(アサクラサンショウ)と、薬用(漢方薬)、食用(粉山椒)に利用する品種(ブドウサンショウ)とがある。アサクラサンショウは主として奈良県で、ブドウサンショウは和歌山県がそれぞれ主要産地になっている。

 今回はアサクラサンショウの栽培地の一つ奈良県西吉野町湯川を訪ねてみた。品川午前6時発の新幹線のぞみに乗って京都へ向かう。京都から近鉄京都線、橿原線、吉野線、更にJRの和歌山線と乗り継いで五條駅で降りる。10時半になっていた。駅前のタクシーに乗って約20分、湯川で8代続く中西本家、博学の古老孝仁氏からアサクラサンショウの栽培と収穫について話を聞いた。栽培されている山椒はすべて、性質の強い野生の山椒を台木としてアサクラサンショウの穂木を接木して育てていく。ご子息一夫氏の案内で標高150m程度のところにあるサンショウ畠を見学した。

 接木したアサクラサンショウの1年苗、2年苗などの鉢植えが数多く整列している。5年後ぐらいから花山椒、実山椒は雌雄異株で、今雄株の新芽が花山椒として摘み取り作業の最盛期を迎えている。味付けされた花山椒は最高級の珍味として限られた予約者だけが賞味できる。売り切れ御免!皇室でも入手不可能と聞かされた。5月中旬ころから収穫が始まる未熟の果実は"青いダイヤ"ともいわれている。雌株20本程に雄株1本程の割合で増えて受粉、結実を高めている。アサクラサンショウの緑色の美しい実山椒は加工されてちりめん山椒、山椒昆布などに変わっていく。西吉野町湯川はアサクラサンショウの産地ではあるが、主力の農産物は高級品の柿で、今ハウス柿が6月頃の出荷に向けて日増しに大きくなっている。

 次回は和歌山県の薬用品種、ブドウサンショウの栽培地を訪ねてみる。

No.11sansho.png
中西一夫氏のサンショウ畠(接木後5年経過)

掲載:
食品化学新聞 2010年(平成22年)5月22日(22日・29日合同号)]]>
http://www.tokiwaph.co.jp/club/2010/04/111.html http://www.tokiwaph.co.jp/club/2010/04/111.html 社会・環境への取り組み Thu, 22 Apr 2010 10:21:13 +0900
コンドロイチン80
★魚介類由来素材の特有の異味、異臭がほとんどなく、飲料など幅広い製品形態に使用できます。
★80%以上の高含量品のため、配合量の減少によりコストパフォーマンスを向上させます。

一般名:イカ軟骨抽出物

■高齢社会への贈り物
コンドロイチン硫酸とは?
コンドロイチン硫酸は動物体内にみられるムコ多糖の一種です。関節軟骨や骨などの硬組織、脳神経組織などほとんど全ての臓器や組織に含まれ、重要な機能を担っています。

"軟骨の元"コンドロイチン
コンドロイチンはギリシャ語で"軟骨の元"という意味です。

イカ軟骨のコンドロイチン硫酸
コンドロイチン硫酸の原料となる生物は、クジラは捕獲制限、ウシ・トリはBSE・インフルエンザなどの感染症、サメはワシントン条約で規制が強まっていますが、イカは規制がなく、感染症も報告されていません。
イカの資源量は豊富で、世界の水揚げが300万tを超え、漁獲量の約30%を日本が消費しています。

イカは陸上動物に含まれない多硫酸化コンドロイチン硫酸Eを多く含みます。]]>
http://www.tokiwaph.co.jp/product/2010/04/80-2.html http://www.tokiwaph.co.jp/product/2010/04/80-2.html 新製品紹介 機能性食品原料 製品紹介 Mon, 05 Apr 2010 11:51:46 +0900
第10回 「薬食同根」・「薬膳」 知ってるようで知らない
食素材の役割のお話~身近な生薬や食品添加物~


(株)常磐植物化学研究所
顧問
鳥越 泰義

- 第10回 「薬食同根」・「薬膳」-

 前回は、古代中国で生まれた薬食の原典、「神農本草経」について触れた。この「神農本草経」が現世の利益を求める宗教「道教」の中に取り込まれて、不老長寿を願うための食養生の指針になっている。食養生の料理として「薬膳」が中国の食生活に根付いて「薬食同根」の考えが生まれた。
 銀座の松坂屋前、かねまつビルに謝敏琪(シャビンキ)氏の中国薬膳料理「星福」がある。同氏の著書「簡単!毎日薬膳!」(PHPエル新書)で薬食同根の例として、昔母親が作ってくれたスープと粥が紹介されている。スープの食材は、ニンニク(生薬名:蒜)、ショウガ(生薬名:生姜)、ねぎ(漢名:葱)、キノコ、豆腐など。これを飲むと体が温まり、軽い寒気や咳などは消えてしまったという。粥にはミカンの皮(生薬名:陳皮)、おうれんの根(生薬名:黄連)に黒砂糖を加える。この一文から「神農本草経」にある生薬(生姜、陳皮、黄連など)と薬膳料理に使われる食材とが「薬食同根」に上に育っていることが分かる。さらに、これらの薬食材は体のバランスを整えて風邪という病に進むのを抑えようとしている。「薬膳」では薬食材の持っている五つの性質(五性)を重視している。肉、魚、穀物、野菜、果物、そして調味長などが持つ性質、すなわち「五性」で区分けする。「五性」は「熱」「温」「平」「涼」「寒」に分かれる。肉・魚介類を「涼性・寒性」、「平性」そして「温性、熱性」いずれに属する食材を考えるのが薬膳料理の大切な一面になっている。野菜をこの五性から分けてみると、大根、トマト、キュウリなどは「涼性、寒性」。これに対して、ショウガ、唐辛子、ニンニク、ネギなどは「温性、熱性」の食材となる。
 図は「西洋医学」、「中国伝統医学(中医)、漢方」そして「薬食同根」それぞれの分野で健康と病気の捉え方を示したものである。参考までに「神農本草経」の上品(上薬)には人参、甘草、茯芩、霊芝など、中品(中薬)には当帰、芍薬、葛根、黄連などが、そして下品(下薬)には大黄、附子、杏仁、桃仁などが含まれている。

yakushoku.png

掲載:
食品化学新聞 2010年(平成22年)3月25日 ]]>
http://www.tokiwaph.co.jp/club/2010/03/10.html http://www.tokiwaph.co.jp/club/2010/03/10.html 社会・環境への取り組み Fri, 26 Mar 2010 13:54:43 +0900
第9回 中国薬食の原典、神農本草経 知ってるようで知らない
食素材の役割のお話~身近な生薬や食品添加物~


(株)常磐植物化学研究所
顧問
鳥越 泰義

- 第9回 中国薬職の原典、神農本草経-

 わが国の食生活で身近なものといえば、ワサビと並んでサンショウが浮かんでくる。サンショウの主な産地は奈良県と和歌山県である。サンショウの季節、春から初夏にかけて両県を訪ねてみるが、それまでのしばらくの間、ちょっと横道にそれて中国薬食の原典である神農本草経について紹介する。
 中国の黄河流域に世界四大文明のひとつ「中国文明」が栄えたのは、紀元前1万5000年頃から前3000年頃である。紀元前1100年頃には周王朝が生まれた。この王朝で諸制度を記録した古典に「周礼」がある。ここでは医師を4つの専門医に分けている。(小曽戸洋、漢方の歴史)。最高の地位を与えられたのは「食医」と呼ばれる食事療法医だった。今でいう栄養士の立場から皇帝の食事を管理する医師である。参考までに食医の次は「疾医」(内科医)、さらに「瘍医」(外科医)、そして「獣医」(軍鶏・牛などの治療医)と続く。古代中国で皇帝の命を守るために食生活を重視する考えは、時を経ても変わることはなかった。紀元前200年頃から紀元200年ごろまでの400年間続く漢の時代(前漢、後漢)には、命を守る薬物(植物、動物、鉱物)が自然界から探し出され、まとめられていった。これが古代中国で完成された薬物(本草)書、「神農本草経」だ。中国の伝説上の帝王、薬の神「神農」がまとめてくださったとされて「神農像」まで造られてしまった。
 「神農本草経」には、自然界から選び出された365種の薬物が記載されている。これを上薬(上品)、中薬(中品)、そして下薬(下品)の3つに分けている。上薬の120種は食品より少し生命を守る力のある養命酒が選ばれて不老長寿を願っている。中薬120種は保健薬と考えられ病気を予防し、虚弱な体を強くする天然物が記載されている。下薬125種は西洋薬にやや近い治療薬が列記されている。漢方薬は主としてこれらの薬物を巧みに配合してバランスのとれた正常な体へ導こうとしている。
 次回は「薬食同根」、「薬膳」について触れてみたい。


掲載:
食品化学新聞 2010年(平成22年)2月25日 ]]>
http://www.tokiwaph.co.jp/club/2010/02/9-1.html http://www.tokiwaph.co.jp/club/2010/02/9-1.html 社会・環境への取り組み Thu, 25 Feb 2010 13:04:57 +0900
教育CSRシンポジウム2010に参加します 常磐植物化学研究所も本シンポジウムに参加することとなりました。


【ご案内】
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■ 2/27(土) 教育CSRシンポジウム2010 @ ベルサール西新宿 ■
  ~ 企 業 と 学 校 が 連 携 し た 科 学 教 育 の 最 前 線 ~
- http://www.kyouikuouen.com/csr2010/_583.html -
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2009年度経済産業省委託事業である「社会人講師活用型教育支援プロジェクト」及び「早期工学人材育成事業」は、次世代の科学技術人材の養成に取り組む経済産業省が理科教育の充実を推進する文部科学省と連携し、子どもたちが学ぶ理科と実社会を結びつけた理科授業の実施を支援するためのプロジェクトです。

本シンポジウムでは、2009年度の事例をもとに、教育現場、企業の両者の意見交換を行い、今後の教育CSRの可能性を探ります。

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◆ 基 本 情 報
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日時 : 2010年2月27日(土)13時00分~16時30分(開場:12時30分)
場所 : ベルサール西新宿 1階ホール
地図 : http://www.bellesalle.co.jp/bs_nishishinjuku/images/shikihai.html

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◆ 参 加 企 業 一 覧
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カルピス株式会社、積水ハウス株式会社、株式会社ニッピ、日本気象予報士会千葉支部、マブチモーター株式会社、DIC株式会社、株式会社マルハニチロホールディングス、インテル株式会社、チッソ株式会社、片倉チッカリン株式会社、東レ株式会社、株式会社常磐植物化学研究所、旭硝子株式会社、全日本空輸株式会社、三菱レイヨン株式会社、ヤフー株式会社、ヴイストン株式会社]]>
http://www.tokiwaph.co.jp/club/2010/02/csr2010.html http://www.tokiwaph.co.jp/club/2010/02/csr2010.html 教育への取り組み Fri, 19 Feb 2010 10:28:10 +0900
第8回 食素材の役割のお話~ワサビ(5)~ 知ってるようで知らない
食素材の役割のお話~身近な生薬や食品添加物~


(株)常磐植物化学研究所
顧問
鳥越 泰義

- 第8回 ワサビ (5)-

 日本の伝統的な食文化である「すし」「そば」、そして「さしみ」などにワサビは欠かせない。ワサビの持つ特有の香りと辛味は、日本食ブームに乗って海外でも重要な地位を占めるようになった。ネギ、ミョウガ、ショウガなどとともに、薬味、辛味野菜の一員ではあるが、ワサビは2~3年程前から機能性香辛野菜として、大学や研究機関からその研究成果が発表されるようになった。
 2007年、名古屋市で「第一回わさびフォーラム」が開催された。副題は「世界に広がるわさびの可能性」だった。この会合は「わさびヘルスサイエンス研究会」(金印研究開発部名古屋研究所内)が主催するもので、世話人の代表は大澤俊彦教授・名古屋大学大学院。研究発表は主として動物実験や細胞レベルのものである。このフォーラムではワサビの花粉症症状の緩和作用(お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学)、腫瘍の転移や増殖の抑制作用(首都大学東京大学院人間健康科学)などが報告された。
 翌2008年の「第二回わさびフォーラム」では、「高齢化社会とわさびの可能性」を副題とした。脳卒中や心筋梗塞などの多くは動脈硬化性の血栓症であるが、ワサビの摂取によって血流がスムーズになることが確認されてた。ワサビが血栓予防に有効である可能性が示唆された(三重大学大学院医学)。
 そして昨年12月4日、「第三回わさびフォーラム」では約200名の参加者があった。このときのテーマは「わさびのチカラと健康生活」。わたしたちの生態に備わる抗酸化機能は、がん、生活習慣病などの疾病の予防の面から重視されているが、ワサビの成分がこの機構に深く関与していることが報告された(鹿児島大学農学)。
 わが国特産のワサビが、古くから経験的に知られている消臭作用、抗菌作用などを利用したり、または薬味の世界から飛び出して機能性香辛野菜として広く利用される時代に向かっている。


掲載:
食品化学新聞 2010年(平成22年)1月28日 ]]>
http://www.tokiwaph.co.jp/club/2010/01/85.html http://www.tokiwaph.co.jp/club/2010/01/85.html 社会・環境への取り組み Thu, 28 Jan 2010 10:09:05 +0900
船橋市の小学校で実験教室を実施しました 【社会人講師活用型支援プロジェクト】

船橋市の小学校で実験教室を実施しました。

1/21(木)、船橋市の小学校にて、6年生3クラスに対して、実験教室を開催しました。

実験教室 実験教室
実験教室実験教室
実験教室実験教室
]]> http://www.tokiwaph.co.jp/club/2010/01/post-262.html http://www.tokiwaph.co.jp/club/2010/01/post-262.html 教育への取り組み Thu, 21 Jan 2010 11:48:10 +0900 茂原市の小学校で実験教室を実施しました 【社会人講師活用型支援プロジェクト】

茂原市の小学校で実験教室を実施しました。

1/15(金)、茂原市の小学校にて、6年生2クラスに対して、実験教室を開催しました。

実験教室実験教室

次回は、1月21日に船橋市の小学校で実験教室を実施します。]]> http://www.tokiwaph.co.jp/club/2010/01/post-261.html http://www.tokiwaph.co.jp/club/2010/01/post-261.html 教育への取り組み Fri, 15 Jan 2010 11:41:36 +0900 法政大学で講義しました 法政大学生命科学部の2年生約50名対象に、植物医科ビジネス論にて「植物化学ビジネス論」と題した講義をしました。

法政大学で講義しました 法政大学で講義しました
hosei3.jpghosei4.jpg
]]> http://www.tokiwaph.co.jp/club/2009/12/post-260.html http://www.tokiwaph.co.jp/club/2009/12/post-260.html 教育への取り組み Sat, 19 Dec 2009 13:08:13 +0900 富津市の小学校で実験教室を実施しました 【社会人講師活用型支援プロジェクト】

東庄町の小学校で実験教室を実施しました。

12/18(金)、富津市の小学校にて、6年生と5年生の2クラスに対して、実験教室を開催しました。

実験教室実験教室

次回は、2010年1月15日に茂原市の小学校で実験教室を実施します。]]> http://www.tokiwaph.co.jp/club/2009/12/post-259.html http://www.tokiwaph.co.jp/club/2009/12/post-259.html 教育への取り組み Fri, 18 Dec 2009 17:26:00 +0900 第7回 食素材の役割のお話~ワサビ(4)~ 知ってるようで知らない
食素材の役割のお話~身近な生薬や食品添加物~


(株)常磐植物化学研究所
顧問
鳥越 泰義

- 第7回 ワサビ (4)-

 先々月訪ねた奥多摩のワサビ田の特徴は「地沢式」と呼ばれ、先月紹介した伊豆湯ヶ島のワサビ田は「畳石式」の栽培法を主としている。今回は長野県穂高のワサビ田を訪ねてみた。北アルプスの峰々に降った雨の雪解水は伏流水となって東の低地へ走り、安曇野の扇状地で湧き水に変わって地上に出てくる。日本一の生産量を誇る穂高の湧水地帯でのワサビ田は「平地式」栽培法をいわれている。
 新宿から松本へ、特急あずさに乗って約3時間、松本駅で大糸線に乗り換えて約30分、豊科駅と穂高駅の中間にある柏矢町駅で降りる。この地で古くからワサビの栽培に取り組んでいる有賀均氏から穂高ワサビについて説明を受けた。穂高のワサビ田は安曇野の扇状地に広がっている。開いた扇の弧状の先端を北アルプスの山々に見立てると、扇の竹の骨は扇央の要に向かういくつもの川といえる。扇の底辺、要の左右はこの土地を流れるいくつもの川の水を集めて流れる大川、犀川といえる。この犀川に万水(よろずい)川、蓼川、穂高川、そして高瀬川などの川が流れ込んでいる。
 広々とした安曇野の農地を走り抜ける清流と、ワサビ田の地下から出る湧水の豊富さに驚かされる。この扇状地に北アルプスの連山からきた湧水は、毎日12万トンにもなるといわれている。奥多摩、伊豆湯ヶ島のワサビに田に比べて穂高のワサビ田は広大ね畑であり、農場であった。明科にある有賀氏のワサビ畑で長靴に履き替えて畑に降りてみた。多数の畝の両側にはワサビが植えられている。このワサビ畑の全面で北アルプスからの湧水がしみでてくる。それぞれの畝から流れ出た排水は集まれて清流となり、この扇状地の各所を流れる川へと集まっていく。
 穂高の扇状地の要を位置にあって、安曇野市の観光名所にもなっている「大王ワサビ農場」を有賀氏の案内で見学した。東京ドーム11個分もあるといわれる日本一広いワサビ農場は圧巻だった。
 東京へ帰る時、有賀氏宅で試食した穂高ワサビの強い辛味と香りは除夜の鐘の響きに似ていた。口にした量が少し多かったのか、ゴーンと口から鼻へ、脳天へと響き渡る辛味と香り、これらはやがて金の余韻のように顔中に広がっていた。
 次回は、機能性香辛野菜としてのワサビに触れてみる。


掲載:
食品化学新聞 2009年(平成21年)12月17日 ]]>
http://www.tokiwaph.co.jp/club/2009/12/74.html http://www.tokiwaph.co.jp/club/2009/12/74.html 社会・環境への取り組み Fri, 18 Dec 2009 13:25:12 +0900
産学連携推進マガジン『BIO GARAGE』創刊号に特集されました 自社の技術力を背景にした産学連携への挑戦
生薬として用いられてきた甘草に関する論文が、2009年に米国科学アカデミー紀要(PNAS)にて発表された。その著者には大学等研究機関研究者とともに株式会社常磐植物化学研究所のスタッフが名を連ねる。健康志向の高まりから植物成分がサプリメントや健康食品の成分として脚光を浴びる今、同社が大学と共に取り組む研究開発によってユニークな価値が生み出されている。 BioGarage-1.jpg

BioGarage_seo.jpg抗うつ・抗不安作用を持つ
植物成分、ベネトロン


 株式会社常磐植物化学研究所(以下、常磐)は1949年の創業以来、一貫して植物成分を製品化して市場を送り出してきた。その実績は製品数にして100種以上。その常磐が研究開発の結晶として2005年に世に出したのが、ベネトロンだ。中国薬典にも収載され、生薬としても利用されてきた植物「ラフマ」から抽出した成分が原料となっている。同社の研究開発により、このラフマに睡眠改善、ストレス抵抗性の増大、抑うつ感の軽減といった、心の安定をもたらす作用があることが、科学的に信頼性のあるデータとして得られたのだ。
 また、ラフマ以前で心の安定作用があるとし、注目されてきた植物にはセントジョンズワート(西洋弟切草)があるが、免疫抑制剤や抗HIV剤の効果を阻害することが2000年の『The Lancet』で報告された。一方、ベネトロンにはこの阻害作用はないことが常磐により証明されている。その上、セントジョンズワートの16分の1量の処方でより高い抗不安活性を示すこともマウスを使った実験で常磐により明らかにされた。
 ベネトロンに関するこれらの成果は、常磐が研究開発の過程で国内外の大学と連携して明らかにしたことだ。
妹尾 修次郎[せお しゅうじろう]
株式会社常磐植物化学研究所顧問。製薬会社で研究開発の経歴を持つ。ベネトロンの開発には初期から関わる中心メンバーの一人。

学術研究者を巻き込む研究開発

 ベネトロンの商品化の中で行ってきた共同研究の数はこれまでに5つに上る。開発の責任者である妹尾氏は「この規模の会社でこれだけの共同研究テーマを立ち上げている会社は少ないと思います」と胸を張る。
 ラフマの研究開発は、生薬の研究で著名な北海道医療大学の西部三省教授との繋がりから始まった。同教授との共同研究がきっかけで、マウスを使って植物成分の抗うつ活性を研究していたドイツ・ミュンスター大学のナーシュテット教授およびヴェロニカ・バタベック博士(現フロリダ大学)も加えた共同研究が始まった。こうして、植物化学の専門家である常磐と国内外の薬理専門家とのコラボレーションは生まれた。

(写真)ベネトロンの紹介パネルを前にする妹尾氏と、同じく開発当初から関わるメンバー佐々木務課長
バイオガレージ 佐々木&妹尾

 妹尾氏らの働きにより、共同研究はさらに広がりを見せる。徳島大学の寺尾純二教授とはin vitro、in vivoの解析により、分子レベルでラフマの効果を調べている。それだけでなく、武蔵野大学の氷見敏行教授とは副作用も研究中だ。ラフマが属するバシクルモン属には、心筋の収縮を増大させる強心配糖体と呼ばれる成分が多く含まれるため、過剰摂取は副作用を引き起こす可能性があった。そこで、薬効の研究経験が長い氷見教授と強心作用に関して共同研究を行い、ベネトロンに強心配糖体がほとんど含まれないこと、強心作用がほとんど無いことを証明し、製品としての信頼性も高まった。最近では、静岡県立大学の横越英彦教授との間で、ベネトロンによるGABAの精神安定効果の促進作用についてヒトでの研究を行うなど、薬理作用の解明と商品価値の向上を両立させる活動も進んでいる。
 このように、研究開発の中で相乗効果のある共同研究先を巻き込み、プロジェクトを前進させるマネジメント力が常磐の強みでもある。

共同研究先の専門性を最大化し成果に繋げる技術
 「常磐と組む一番のメリット、それはサンプル供給の安定性だと考えています」と妹尾氏が力強く語る。工業用に大量の植物抽出物を製造していることもあり、大型の分離・精製装置が揃っているのはもちろんのこと、高純度サンプルを調製するためのカラム容量70リットルを誇る分取装置やその品質を評価するUPLC/MSまで保有している。そのため、バルクの抽出物から高純度のサンプルまで研究者の要望にあわせた植物成分の提供が可能だ。しかも徹底した原料と製造プロセスの管理で、その品質は常に一定に保たれている。再現性が要求される学術研究者にとって、まさに理想的なサンプル供給先だ。また同社のサンプルに対する正確な知識も研究者をサポートする。「バタベック教授の研究室を訪問した時でした。サンプルの保存状態が良くないことが判明したので、すぐに新しいサンプルを収めました」と、妹尾氏は当時のエピソードを語る。植物成分の特性まで熟知しているパートナーの存在が、研究の信頼性を担保することに繋がる。共同研究先の専門性を最大化し成果に繋げる、触媒としての機能が常磐にはある。
 現在も様々な研究者との共同研究を視野に入れ、研究開発に取り組む。マーケットへの出口、研究開発のマネージメント力、安定したサンプル供給能力を持つ常磐は、植物の生理活性成分の解明と実用化を目指す研究者にとって益々重要な存在になってくるに違いない。植物成分の新たなる機能を解明し、価値の向上を目指す常磐植物化学研究所に大いなる期待を寄せたい。
]]> http://www.tokiwaph.co.jp/rd/anecdote/2009/07/bio-garage.html http://www.tokiwaph.co.jp/rd/anecdote/2009/07/bio-garage.html 最新情報 研究開発 Fri, 31 Jul 2009 12:00:00 +0900 アシュレックスBGエキス
褐色の液体。
特異なにおいがある。
表示名称 : ウィタニアソムニフェラ葉エキス
INCI名称 : WITHANIA SOMNIFERA LEAF EXTRACT


□■アシュワガンダ■□
アシュワガンダは、インドの乾燥地帯に見られるナス科の常緑樹で、1mほどの高さに成長します。
インドで三千年もの長い間受け継がれてきた伝統的なアーユルベーダ療法において、最も優れた薬草として知られ、"アーユルベーダの女王"と呼ばれてラサーヤナ(不老長寿の薬)として、主に根が用いられてきました。
葉や茎などの地上部は食用として用いられ、最近になって日本でも野菜として栽培が行われるようになりました。

▼アシュワガンダに関する当社の研究実績は【こちら】です。]]>
http://www.tokiwaph.co.jp/product/2008/10/bg-1.html http://www.tokiwaph.co.jp/product/2008/10/bg-1.html 化粧品原料 新製品紹介 製品紹介 Fri, 10 Oct 2008 20:02:53 +0900
オタネジンジンエキス
暗褐色~黒褐色の軟エキス。
特異な香気を有し、味は初めやや甘く後苦い。
一般名 : オタネニンジン抽出物]]>
http://www.tokiwaph.co.jp/product/2008/10/post-32.html http://www.tokiwaph.co.jp/product/2008/10/post-32.html 機能性食品原料 製品紹介 Fri, 10 Oct 2008 12:01:15 +0900
低カロリー天然甘味成分を合成する酵素遺伝子を発見 低カロリー天然甘味料成分を合成する酵素遺伝子を発見

-甘味効果が砂糖の150倍の「グリチルリチン」大量生産へ第1歩-
本研究成果ポイント
 ●CYP88D6遺伝子を導入した酵母でグリチルリチン生合成中間体の蓄積に成功
 ●野生のカンゾウ乱獲による有用植物の絶滅の危機防止にも貢献
 ●ほかの植物や酵母で天然の甘味成分、医薬品原料の工業生産が可能に


 独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)、公立大学法人横浜市立大学(本多常高理事長)、株式会社常磐植物化学研究所(立崎隆社長)および国立大学法人千葉大学(齋藤康学長)は、国立大学法人京都大学(尾池和夫総長)、日本大学(酒井健夫総長)らと共同で、天然の甘味成分である「グリチルリチン」生合成の鍵となる酵素遺伝子を初めて明らかにしました。これは、理研植物科学研究センター(篠崎一雄センター長)多様性代謝研究チームの村中俊哉客員主管研究員(本務:横浜市立大学木原生物学研究所教授)、關光客員研究員(本務:同特任准教授)と同センター代謝機能研究グループ(斉藤和季グループディレクター、本務:千葉大学大学院薬学研究院教授)大山清リサーチアソシエイト、株式会社常磐植物化学研究所の須藤浩研究員ならびに澤井学研究員(共に千葉大学大学院薬学研究院外部機関共同研究員)らの共同研究による成果です。
 マメ科植物の甘草(カンゾウ)地下部(肥大根および地下茎)から抽出されるグリチルリチンは、天然の甘味料、医薬品として世界的に大きな需要があります。しかし、栽培されたカンゾウではグリチルリチンの蓄積量が低く、収穫までに数年を要することなどから、供給のほとんどが野生のカンゾウの採取に依存しているのが現状で、希少な有用植物の1つに数えられています。主な産地である中国では、カンゾウの輸出規制も始まっています。
 研究チームは、「オールジャパン」の研究体制を組織し、グリチルリチン生合成の鍵となる酵素遺伝子「CYP88D6」の同定に成功しました。さらに、この遺伝子産物が、植物二次代謝産物の生合成において重要な、チトクロームP450と呼ばれる一群の酸化酵素の1つであることを解明しました。この遺伝子配列情報を基に、栽培に適したカンゾウ植物の品種改良や、栽培条件の最適化研究が可能となり、ひいては野生カンゾウの乱穫防止、生態系の保全にも役立つと考えられます。さらに将来的には、ほかの植物や酵母などにこの遺伝子を導入することで、天然甘味成分の工業生産が期待できます。
 本研究成果は、理研植物科学研究センターと横浜市立大学木原生物学研究所の連携研究による初めての成果であり、成果の一部は(株)常磐植物化学研究所および千葉大学らが受託する新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の"植物の物質生産プロセス制御基盤技術開発"プロジェクトの中で行われました。
研究成果は、米国科学アカデミー紀要『Proceedings of the National Academy of Sciences』9月8日の週にオンライン掲載されます。

カンゾウ植物

図1.カンゾウ植物
写真提供:須藤浩博士
(株式会社常磐植物化学研究所)

  ゴジカ

図2.カンゾウ
生薬として用いられる甘草根ときざみ
写真提供:豊岡公徳研究員
(理研植物科学研究センター機能開発研究グループ)



低カロリー天然甘味成分を合成する酵素遺伝子を発見]]>
http://www.tokiwaph.co.jp/rd/anecdote/2008/09/post-2.html http://www.tokiwaph.co.jp/rd/anecdote/2008/09/post-2.html 最新情報 研究開発 Tue, 09 Sep 2008 10:36:53 +0900
グリチノンA
グリチルリチン酸一アンモニウム(C42H65NO16)85%以上(HPLC)を含む。
白色の結晶性の粉末で、特異な甘味がある。

~古くて新しいハーブ~
カンゾウは人類が初めて手にした薬草のうちもっとも歴史が古く、繁用されているもののひとつです。
現在ではかぜ薬から慢性肝炎、抗アレルギーの医薬品、またドリンク剤などにも広く利用されています。
甘味料としての使用も多く、塩慣れ効果を利用して醤油や漬け物、水産加工食品などに使用されています。
化粧品や医薬部外品にもその成分が利用されており、日常生活に驚くほど広く浸透しています。


▼カンゾウに関する当社の研究実績は【こちら】です。]]>
http://www.tokiwaph.co.jp/product/2008/06/a-1.html http://www.tokiwaph.co.jp/product/2008/06/a-1.html 医薬品原薬 製品紹介 Mon, 02 Jun 2008 09:40:00 +0900
グリチノンK2局外規
グリチルリチン酸二カリウム(C42H60K2O16)95%以上
白色~淡黄色の粉末で、特異な甘味がある。

~古くて新しいハーブ~
カンゾウは人類が初めて手にした薬草のうちもっとも歴史が古く、繁用されているもののひとつです。
現在ではかぜ薬から慢性肝炎、抗アレルギーの医薬品、またドリンク剤などにも広く利用されています。
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http://www.tokiwaph.co.jp/product/2008/06/k2.html http://www.tokiwaph.co.jp/product/2008/06/k2.html 医薬品原薬 製品紹介 Mon, 02 Jun 2008 09:39:00 +0900
アグリチノン局外規
β-グリチルレチン酸(C42H62O16)97%以上。
白色の結晶性の粉末で、におい及び味はない。

~古くて新しいハーブ~
カンゾウは人類が初めて手にした薬草のうちもっとも歴史が古く、繁用されているもののひとつです。
現在ではかぜ薬から慢性肝炎、抗アレルギーの医薬品、またドリンク剤などにも広く利用されています。
甘味料としての使用も多く、塩慣れ効果を利用して醤油や漬け物、水産加工食品などに使用されています。
化粧品や医薬部外品にもその成分が利用されており、日常生活に驚くほど広く浸透しています。


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http://www.tokiwaph.co.jp/product/2008/06/post.html http://www.tokiwaph.co.jp/product/2008/06/post.html 医薬品原薬 製品紹介 Mon, 02 Jun 2008 09:38:00 +0900
グリチノン
グリチルリチン酸(C42H62O16)96~102%
白色~微黄色の結晶性の粉末で、特異な甘味がある。

~古くて新しいハーブ~
カンゾウは人類が初めて手にした薬草のうちもっとも歴史が古く、繁用されているもののひとつです。
現在ではかぜ薬から慢性肝炎、抗アレルギーの医薬品、またドリンク剤などにも広く利用されています。
甘味料としての使用も多く、塩慣れ効果を利用して醤油や漬け物、水産加工食品などに使用されています。
化粧品や医薬部外品にもその成分が利用されており、日常生活に驚くほど広く浸透しています。


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グリチノン
グリチルリチン酸(C42H62O16)96~102%
白色~微黄色の結晶性の粉末で、においはなく、特異な甘味がある。

~古くて新しいハーブ~
カンゾウは人類が初めて手にした薬草のうちもっとも歴史が古く、繁用されているもののひとつです。
現在ではかぜ薬から慢性肝炎、抗アレルギーの医薬品、またドリンク剤などにも広く利用されています。
甘味料としての使用も多く、塩慣れ効果を利用して醤油や漬け物、水産加工食品などに使用されています。
化粧品や医薬部外品にもその成分が利用されており、日常生活に驚くほど広く浸透しています。


▼カンゾウに関する当社の研究実績は【こちら】です。]]>
http://www.tokiwaph.co.jp/product/2008/06/post-49.html http://www.tokiwaph.co.jp/product/2008/06/post-49.html 医薬品原薬 製品紹介 Mon, 02 Jun 2008 09:36:00 +0900
センノサイドカルシウム60%
総ヒドロキシアントロン誘導体(センノシドAとして)55~65%
茶褐色~褐色の粉末で、水に溶けやすい。
]]>
http://www.tokiwaph.co.jp/product/2008/06/post-45.html http://www.tokiwaph.co.jp/product/2008/06/post-45.html 医薬品原薬 製品紹介 Mon, 02 Jun 2008 09:35:00 +0900
ルチン
淡黄色~淡黄緑色の結晶性粉末。
ルチン95~101%



▼ルチンに関する当社の研究実績はこちらです。]]>
http://www.tokiwaph.co.jp/product/2008/06/post-46.html http://www.tokiwaph.co.jp/product/2008/06/post-46.html 医薬品原薬 製品紹介 Mon, 02 Jun 2008 09:34:00 +0900
グリチノン特級
白色~微黄色の結晶性の粉末。
においはない。

表示名称 : グリチルリチン酸
INCI名称 : GLYCYRRHIZIC ACID

~古くて新しいハーブ~
カンゾウは人類が初めて手にした薬草のうちもっとも歴史が古く、繁用されているもののひとつです。
現在ではかぜ薬から慢性肝炎、抗アレルギーの医薬品、またドリンク剤などにも広く利用されています。
甘味料としての使用も多く、塩慣れ効果を利用して醤油や漬け物、水産加工食品などに使用されています。
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http://www.tokiwaph.co.jp/product/2007/05/post-4.html http://www.tokiwaph.co.jp/product/2007/05/post-4.html 化粧品原料 製品紹介 Wed, 23 May 2007 17:31:14 +0900
グリチノンA特級
白色の結晶性の粉末。
においはない。

表示名称 : グリチルリチン酸アンモニウム
INCI名称 : AMMONIUM GLYCYRRHIZATE

~古くて新しいハーブ~
カンゾウは人類が初めて手にした薬草のうちもっとも歴史が古く、繁用されているもののひとつです。
現在ではかぜ薬から慢性肝炎、抗アレルギーの医薬品、またドリンク剤などにも広く利用されています。
甘味料としての使用も多く、塩慣れ効果を利用して醤油や漬け物、水産加工食品などに使用されています。
化粧品や医薬部外品にもその成分が利用されており、日常生活に驚くほど広く浸透しています。


▼カンゾウに関する当社の研究実績は【こちら】です。]]>
http://www.tokiwaph.co.jp/product/2007/05/a-2.html http://www.tokiwaph.co.jp/product/2007/05/a-2.html 化粧品原料 製品紹介 Tue, 22 May 2007 17:49:38 +0900
グリチノンK2特級
白色~微黄色の結晶性の粉末。
においはない

表示名称 : グリチルリチン酸2K
INCI名称 : DIPOTASSIUM GLYCYRRHIZATE

~古くて新しいハーブ~
カンゾウは人類が初めて手にした薬草のうちもっとも歴史が古く、繁用されているもののひとつです。
現在ではかぜ薬から慢性肝炎、抗アレルギーの医薬品、またドリンク剤などにも広く利用されています。
甘味料としての使用も多く、塩慣れ効果を利用して醤油や漬け物、水産加工食品などに使用されています。
化粧品や医薬部外品にもその成分が利用されており、日常生活に驚くほど広く浸透しています。


▼カンゾウに関する当社の研究実績は【こちら】です。]]>
http://www.tokiwaph.co.jp/product/2007/05/k2-1.html http://www.tokiwaph.co.jp/product/2007/05/k2-1.html 化粧品原料 製品紹介 Mon, 21 May 2007 17:56:26 +0900