[概要]
日時:平成29年9月25日
場所:株式会社常磐植物化学研究所
内容:講義・ハーブ園見学
対象:高校1、2年生
参加者:市原中央高等学校インターアクトクラブ 18名

 

 千葉県佐倉市にある株式会社常磐植物化学研究所(tokiwa)では、薬用植物や生活に役立つハーブなどを集め、約500m2のハーブ園(薬用植物園)を設け、無料で広く市民に公開しています。
 今回は、千葉大ESDフォーラムでの市原中央高校の先生とのご縁で、9月25日(水)に市原中央高校のボランティア活動を行っている「インターアクトクラブ」の1、2年生18名の生徒さんが来訪され、ハーブ園園長より屋上緑化やハーブについての講義をさせていただき、ハーブ園の見学をしていただきました。

 

 講義では、まず初めに園長が過去に取り組んできた「屋上緑化」、コニファーを中心にご紹介させて頂きました。植物を育てるためには条件が厳しいため、強い風や乾燥に強く、土も45センチ程の深さがあれば育つコニファーが重宝されていることを説明すると、生徒の皆様は有名な屋上庭園の場所や、皆様の校舎の屋上でも栽培できるのかなどの質問をされました。
 続いて、ハーブについての講義では、当園ハーブのフレッシュハーブティーを飲みながら園長のハーブについての講義を聞いて頂きました。インターアクトクラブの皆様は、活動の一環として普段からハーブを育てているそうで、ハーブティーにどんな植物が入っているのかという質問に積極的に答えるなどして、植物への強い関心が見られました。
 講義の最後に、生徒の皆様からの植物についての質問を受けると、学校で育てていたハーブが冬を越せなかった原因や、コモンセージの栽培のコツについてなど、具体的な質問が多く寄せられたことが印象的でした。講義中は何種類かのハーブティーを召し上がっていただきましたが、皆さん、こぞってお代わりをして、ハーブの薬効の知識を学ぶとともにティータイムを楽しんでいたようでした。