受託精製

植物のちからを引き出し、新たな価値を創造してきたtokiwa70年の技術と経験を基にお客様のご要望に応じた植物成分の精製を行います。

アントシアニン、カテキン、フラボノイド、テルペノイドやアルカロイドなど幅広い化合物の精製実績を有しており、

成分の特性に合わせた最適な精製方法を提案いたします。

抽出から精製、品質確認まで幅広いご要望にお応えいたします。ぜひお気軽にお問合せください。

受託精製のご紹介

抽出

植物成分を得るためには原料処理量が重要です。少量(ラボスケール)の抽出はもとより、植物抽出に特化した工場設備を活かした数百kgの植物原料を用いた抽出まで対応が可能です。

精製

蓄積してきた技術と経験から、活性炭による脱色をはじめ、合成吸着樹脂やイオン交換樹脂などを用いた最適な精製方法をご提案いたします。
さらに、分取用液体クロマトグラフではリアルタイムで分離状況を確認しながら目的の化合物のみを得ることができます。
また、分離が困難な化合物はリサイクル分取を行うことにより少量の溶媒で分離することが可能です。
中型分取用液体クロマトグラフではグラジエント送液も可能なことから、分析結果に基づいた分取条件の設定もスピーディーに行えます。

分取用液体クロマトグラフ

お預かりしたサンプルから目的の成分を分離精製できます。リアルタイムで分離状況がわかるので、目的の化合物を得ることができます。
また、分離が困難な化合物はリサイクル分取を行うことにより少量の溶媒で分離することが可能です。

・保有しているカラム:φ20~50mm×250mm

・最大流量:100mL/min

・検出:UV (200-400 nm)

中型分取用液体クロマトグラフ

・保有しているカラム: φ80mm×300mm (1.7L), φ150mm×500mm (10L)

・最大流量:400mL/min

・検出:UV (200-400 nm)

・グラジエント可能

品質確認

精製した化合物の純度確認はUV検出器のほか、多波長検出器によって複数波長を分析することで目的物と波長の異なる不純物の有無、示唆屈折率検出器を用いることでUVや可視光に吸収を持たない不純物についても確認できます。
また、質量分析器により化合物の分子量を確認することができます。さらに、MS/MS*を使用することで、フラグメントパターンを得ることが出来ます。お客様のご要望に応じた化合物の品質確認をいたします。

*MS/MSとは…指定した分子量の化合物を分解(フラグメンテーション)し、生じた部分構造についてさらに質量分析する方法

受託精製の流れ

STEP1. ご相談・お打合せ・概算お見積り

可能な限り具体的なご依頼情報*をお聞かせください。
*素材情報、化合物名、必要量、参考文献など頂いた情報を基に概算お見積りをお出し致します。

STEP2. 正式お見積もり・受注・精製

予備検討を行い、正式にお見積をお出し致します。

ご注文後、分画・精製を開始いたします。

分画・精製の進捗をご報告しながら進めてまいります。

お客様による分画物の中間評価やお打ち合わせを通して、工程ごとに柔軟に対応いたします。

また、目的化合物以外の分画物につきましても濃縮してお届けすることが可能です。

STEP3. 製品ならびに結果報告書をお届け

製品とともに製品製造に関する結果報告書をお届けいたします。

お客様にお届けする製品の形態についてもご相談ください。

乾燥物、液体などご要望に応じた製品形態で送付いたします。

※サンプル受け取りから2-3か月程度かかります。

03-5200-1251

平日:9時~18時