[概要]
日時:令和5年7月24日
場所:常磐植物化学研究所、佐倉ハーブ園
タイトル:植物の成分を精製しよう!
内容:樹脂を使用してカシス抽出液から有効成分であるアントシアニンを精製し、植物から特定成分を精製する原理・技術を学ぶ。
対象:千葉県立佐倉高等学校1.2年生 20名

 株式会社常磐植物化学研究所(tokiwa)では、社会貢献活動の一環として高校生を対象とした実験講座を開催しており、講座を通して植物化学を学び、地元の企業について知ることで、次世代の科学技術系人材の育成を目指しております。

 千葉県立佐倉高等学校は、平成25年度4月に文部科学省によるスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定校となり、その取り組みの一つとして、SSHの認定初年度よりtokiwaが開催する実験講座を受講していただいております。本年度も7月24日(月)に1.2年生20名を対象に「植物の成分を精製しよう!」と題した実験講座を開催し、その後、本社敷地内の工場施設やハーブ園を見学していただきました。
 実験講座では、樹脂使ってカシス抽出液から有効成分であるアントシアニンを精製し、植物から特定成分を精製する原理・技術についての講座を行いました。高校の実験ではカラムでの精製を行うことがないため、皆さん新鮮な気持ちで取り組んでいました。
 実験後の工場見学では、実験で行った精製の工程を工場スケールで行っている様子を見て、驚いていました。また、ハーブ園見学は様々なハーブと触れ合い、五感で楽しんでいる様子でした。

 今回の教育CSRを通して、植物科学に興味・関心を持つきっかけとなれたら嬉しいです。