メタボローム解析

植物試料中に含まれる植物代謝産物を高精度質量分析装置で網羅的に分析し、装置から出力される全データをご提供致します。
成分量の比較により試料間の特徴を捉えたり、未知化合物の分子式や構造を推定するための情報をご提供する受託サービスです。
メタボローム解析は、なるべく多くの代謝産物を検出する技術であり、食品、医薬、農業、環境、生物など様々な分野の研究開発において、活用が期待されます。

メタボローム解析4つのチョイス

お客様の目的に合わせて4つの分析サービスをお選びいただけます

メタボローム解析では、「親水性代謝物 ノンバイアス解析」、「親水性代謝物 フォーカス解析」、
「脂質 ノンバイアス解析」、「脂質 フォーカス解析」の4つのサービスを提供しております。
下記のチャートをご参考ください。

 

親水性代謝物 ノンバイアス解析

メタボローム解析の1stチョイス!

対象となる主な化合物

・中~高極性化合物・二次代謝産物・ポリフェノール・フラボノイド・アルカロイド・ペプチド等

こんな方に…

・ターゲットは特に決まっていないがどのような成分が含まれているか網羅的に知りたい

・成分分析

 

親水性代謝物 フォーカス解析

対象となる主な化合物

・アミノ酸および誘導体、有機酸(解糖系・TCA回路関連物質、脂肪酸等)、核酸、糖・糖リン酸、水溶性ビタミン、補酵素など

 

脂質 ノンバイアス解析

対象となる主な化合物

・遊離脂肪酸(中鎖~極長鎖型)、リゾリン脂質類、リン脂質類、スフィンゴイド類(S1Pを含む)、セラミド類、糖セラミド類(ガングリオシドなど)、グリセロ脂質類(中性脂質など)、グリセロ糖脂質類(MGDGなど)、ステロールエステル類(コレステロールエステルなど)、脂肪酸代謝物(アシルカルニチン・CoAなど)、リポアミノ類(アナンダミドなど)等


脂質 フォーカス解析

脂質フォーカス解析はさらに3つのサービスに分かれております。
①中~長鎖脂肪酸
対象となる主な化合物
・飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸(シス型・トランス型)
②コレステロール類
対象となる主な化合物
・胆汁酸、コレステロールおよび前駆体、性ホルモン、副腎皮質ホルモンなど
③酸化脂肪酸
対象となる主な化合物
・リノール酸由来、リノレン酸由来、アラキドン酸由来、EPA由来、DHA由来など

tokiwaのワンストップサービス

tokiwaでは、メタボローム解析の結果報告書をお客様にご提出するだけでなく、

メタボローム解析で得た情報をもとに、活性成分の探索・活性本体の精製を行う受託精製や

エキス製造を行う受託製造などのサービスもご用意しております。

それぞれのサービスを単独で承るだけでなく、素材探索から一気通貫でスピーディな製品製造も可能でございます。

受託精製を行える設備、エキス製造可能な工場を持つtokiwaならではのサービスでございます。

メタボローム解析の流れ

STEP1. ご相談・お打合せ・お見積り

素材情報や検体数など分析したい情報をお聞かせください。

頂いた情報を基にお見積りをお出し致します。

STEP2. 解析実施報告

分析した結果をデータでお渡しいたします。

メタボローム解析はご依頼からご報告まで1~3か月程度です。

ぜひお気軽にお問合せください。

03-5200-1251

平日:9時~18時